ずっと欲しかった講談社の「世界の名作図書館 」全52巻をやっと入手しました。クラッカー

 

「世界の名作図書館」には神話と民話、ゆめと空想、愛と友情、ちえとユーモア、勇気と冒険、自然と動物、歴史と伝記、科学と歴史というジャンルで52巻あります。数えたことはないのですが、各巻に3-5話ぐらいの話が入っていますので世界の名作が全部で200話ぐらい収録されています。

 

私が小学校1年生のときに入学祝として百科事典と併せて親が買ってくれたのですが、どなたかにお譲りしたのかいつの間にか我が家からなくなっていました。娘が小学生になるので当時のことをいろいろ思い出し、ぜひ環優舎のこどもたちにも読ませたくなりました。記憶の引き出しって本当にあるのですね。ちょっとしたことをきっかけに今まですっかり忘れていた、学習机や子供家具、ランドセルなど、細かなことまで鮮やかによみがえります。

 

私が子供の頃は子供のための文学全集がどこのお友達の家にもありました。小学生になる子供がいると、辞典や文学集などの訪問販売の方が家々を回っていました。玄関先で母が対応していた姿がかすかに記憶にあります。ところが今になっていざ文学全集を入手しようと思うと文庫本ならあるのですが、ハードカバーの全集のようなものはありません。昭和5-60年代は各出版社が力を入れていたそうですが、今の時代全集は売れないのだそうです。電子書籍の時代だからやむを得ないのでしょうか。良書をこつこつ買い集めるのはなかなか大変です。諦めかけていたのですが、ヤフオクのオークション・アラートに登録して待つこと1年。やっと全巻まとめての出品があったので落札しました。

 

「世界の名作図書館」を実際にめるようになるのは小学校3-4年生以上だと思いますが、ずーっと本棚にあるとある日突然手に取る日が来ます。その日が来るのが楽しみです。

 

本屋さんも図書館も、最近は子供の活字離れに対応したものなのかずいぶんとゆる~い本が多く、子供に自由に選ばせるとキャラクターのシリーズもののような本を沢山読んでしまいます。親としては本は本でも、もうちょっと筋の通った味わい深い本を読んでもらいたいのですけれど...。昔と違いあまりにも選択肢があるので、ある程度大人が選別してやる必要もあると思います。私が神経質なのかなぁと思うこともありますが、子供の本をこだわって集めている本屋さんや、図書館の子供向けの企画展や朗読会でそういう本が置いてあったり、読まれたりすることはないので、子供が高学年になって自分で面白そうな本を選べるようになるまでは、ある程度の検閲はやむなしと考えています。環優舎では本棚の1/3は不朽の名作、1/3は調べ物用、1/3はいろいろなジャンルの本が入れ替わっているという状態にしています。

 

漫画以上小説以下のゆる~い本が増えている一方、昔はなかったような面白い本も沢山でてきています。特にノン・フィクションは鮮明な写真や、詳しい絵などをふんだんに用いた表現方法でとてもわかりやすくなっていることに驚きます。私が子供の頃は一枚の挿絵に説明文が沢山ついていましたが、百聞は一見にしかずとはこのことです。「世界の名作図書館」を入手できたことで古典的な名作を選ぶ手間が大幅にはぶけるので、これからは面白そうな新刊の発掘に注力できるようになりました。