苦しみを苦しみと感じられない5 | ちいさなへや

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苦しみを苦しみと感じられない4

 

私たちが苦しむのは欲があるからです。
欲の正体は、
自分の中にいるもう一人の自分なのです。

もう一人の自分はとても幼く、未熟です。

自己中心的な考え方を持っていて

子どもと同じように人から愛を欲しがるばかりで
人に愛を与えることができません。

この幼いもう一人の自分を
“インナーチャイルド”と言います。
怒ったり悲しんだり恐がったりするのもこの子です。

どうしてインナーチャイルドが生まれたのか。
どんなときに出てくるのか。
どのように癒していけばよいのか。
ふるゆらで5年間学んできました。

この勉強にはゴールがありません。
わたしもわからないことだらけでまだまだですが
インナーチャイルドを癒し、欲をなくしていくことで
人を愛することのできる真の大人になり、
もっと高みを目指していきたいと思っています。

今、自分を変えるためにがんばれていることがとても嬉しく、
いい結果が得られないとすぐ放棄してしまっていた自分が
不思議なことにこの勉強だけは投げ出さずに続けられていて、
結果より過程が大事なんだということをすごく実感しています。

学びは終わることなく、まだまだこれからも続いていきます。
以前将来に漠然とした不安を感じていましたが、
生きる目的を見いだせたような気がしてだいぶ不安が減りました。

今、苦しいと感じている人はもちろん
そうでない人も
みな自分を高めたい、満たしたいという気持ちがきっとあるはずです。

人からの評価で満たすのではなく
自分で自分を満たすということを
ふるゆらでは学びます。

自分で自分を満たすということは決して容易なことではありません。
まず苦しみの正体を突き止めて、そして癒していかなければできません。

そのための第一歩

<苦しみを苦しみだと感じる>

日常の
“怒って当たり前”

“恐くて当たり前”

を疑ってみましょう。

これって本当の自分なのかな?と。

苦しみには
自分を高めていける、
自分を変えていけるヒントが隠されているかもしれません。