今までの私は
大した悩みもないし、人生まあこんなものだ
そこそこ幸せと思って生きていました。
今まで大きな病気をしたことはないし
両親も健在で、めちゃめちゃ貧乏というわけでもない。
友達もいる。
学校も問題なく行けて
大学にも行けて仕事もして
何かに縛られることなく自由きままに暮らしている。
何の苦しみもない、このままでいいと思い込んでいました。
ふるゆらで勉強をするまでは。
勉強をしてから気づいたこと。
それは
実はたくさんの苦しみを抱えていたということ。
苦しみを苦しみと感じないように生きていたということ。
やるからには完璧にやらなければならない、
結果を出さなきゃいけない、
人から称賛されるようなやり方じゃないといけない、
失敗をしてはいけない。
もしやってそれができなかったら
人からなめられる、ダメな奴だと思われる、
愛想を尽かされる。こわい。
そんな屈辱を感じるくらいなら逃げてしまえ。
思い返せばいつも逃げてばかりの人生でした。
最初は割と苦労せずに上手くできてチヤホヤされるけど、
できなかった人が努力して
後からどんどん自分を追い抜いていく。
結果、その人たちが褒められ自分はチヤホヤされなくなる。
結局頑張らず中途半端に終わる。
どんな道でも努力せず大成した人などいないはず、とはわかっているけれど
どこか自分は特別で、本気さえ出せば上手くできると思っていたのです。
そして何もかもが同じことの繰り返しで長続きしない。
苦しみその①とでも言いましょうか。
挙げだしたらキリがないくらいたくさん苦しみがありました。
つづく