公演終わって | 脳梗塞と民話語り

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よう来なすったなあ~、ゆっくりしてきなっせ~





月・火曜日はブログ定休日だよ、

今日は公演があって

   60代の女の人ばかりの趣味の会に呼ばれました

 

90分の公演が終わって

   小道具片付け居たら60半ばの人が私のそばに来て

 

その方の旦那さんが現在68歳で

   5年前に交通事故で、左足を膝上から切断して右足も骨が折れて力が入らないと言う

 

左は義足をつけて何とか歩ける

   そう言う状態らしいが、家の外には出ないし、お風呂も一人は無理

 

5年間毎日テレビばかり見ている

   奥さんが旦那の事を他の人に言うとすごい剣幕で怒り出す

 

そういう旦那なんだけれど

   どうしたら、明るくやる気になるのでしょうねと

 

私も何とお答えしてよいか迷いました

   人はそれぞれですから、一概にこれをこんな風にすれば、こうなるよと言うのは無いですものね

 

ですから、

  私がここまで来たことを話してあげました

 

私の母ちゃんは

   倒れた直後から、何も出来なくても手は出さず知らんぷりしていました

 

見ているのが

   じれったくなるでしょうが、手助けしてしまうと

 

人は誰しも

   楽な方に行ってしまいますから、じぃっと見ているだけにしてはいかがかなと

 

旦那さんは器用な方だとか言ってますから

   手先を使って製作するものを、テレビの横にさりげなく置いておくとか

 

次から次にと違うものを置いて

   いつか旦那さんがとってみてくれるのを待つとかの方法を試みて見るのも面白いですよと

 

これと言った回答が無くて済みませんねと

   難しいですね、この世で一番かわいそうなのは自分だと思ってますからね

 

自分から

   その域を脱しない限り駄目でしょうね

 

腰から下が

  動かない人だってバスケットボールしたり、スキーをしたり

 

車いすマラソンしたり、車だって運転していますよね

   本人が目覚めれば、なんでも出来るんですがね

 

何と言っても

 

   本人の意思・・・やる気・・・前向きな気持ちでしょうねえ