今年最後の私だけでの公演なんですね
民話とトークでは
昔話だけでなく、病気になってからの苦闘話しを笑いを交えてお話しをします
その間に民話を入れていきます
そして最期の15分になったら太郎ちゃんの出番になります
ここでも笑いは取れますね
50分くらい喋ったあとに太郎ちゃんでまた15分しゃべくります
歳を取ると覚えるのも大変です
まっボケ防止でやってますがね
☆術者・・かんちゃん
★人形・・太郎ちゃん
☆それでは太郎ちゃん ★はいはいなんですか
☆それでは、そろそろ始めましょうか ★もう帰ろうか
☆まだ帰らない、ねっ先ずご挨拶をしましょうね。
★ごあいさつってな~に?
☆あら、太郎ちゃん ごあいさつも知らないの?
★そんなの食べたこと無いから 知~らない
☆それは食べ物と違うのよ ★えっ―食べものんと違うの!
☆食べ物と違うよねみなさん、
ご挨拶も知らないなんて恥ずかしいから教えて上げましょうね
★教えてくれんの ☆そうですよ、真似してね ★まねしたらいいんですか?
☆そうですよ、いいですか?。★そうですよ、いいですか?
☆まだまねしなくても いいですよ ★まだまねしなくても いいですよ
☆どう云えば分かるかな? ★どう云えば分かるかな?
☆困った太郎ちゃんですね~ ★困った太郎ちゃんですね~
☆太郎ちゃんは悪い子です ★太郎ちゃんは・・・太郎ちゃんはいい子です
☆なんでそこだけまねしないの? ★だっていい子なんだもん
☆そうね、太郎ちゃんはいい子ですよね~ ★うん
☆いい子ですから太郎ちゃんは朝起きたときにね ★うん
☆おうちの人になんて挨拶するんですか ★腹減った 飯食わせ
☆駄目でしょう そんな挨拶じゃ 挨拶というのはね ★ うん
☆もっと丁寧いにしないといけませんよ ★丁寧に ☆そう丁寧に
★お父さん お母さん私太郎ちゃんは只今お目覚めになりました
どうか 今日一日 怒らないで 優しく お手柔らかに
お願い 申し上げまして 候でござりやす。
☆そんな長い挨拶はいらないんだよ
★短いの? ☆そう短いの ★うん分かった ☆じゃ云ってみて ★オッス
☆それはちょっと短すぎるんじやないの もっと普通に
★おはようござんす ☆それは時代が違うんじゃない もっと平成風に
★おはようさんです ☆さんですはいらないのよ ★おはようございます。
☆そうそうそれで良いんだよ そしてまた学校に行く前に挨拶があるよね~
★お父さんお母さん 私太郎ちゃんは学校に行かなければなりません
寂しがったり 泣いたり
わめいたりしないで 下さいましてお願い申し上げ候でござりやす
☆そんな長い挨拶はいらないんだって ★あっそう ☆そう短くて良いの
★では 今から学校に行ってくるから あとのことは宜しゅう頼んだで
☆そんなに偉そうに云わなくても良いでしょ もっと簡単に
★ 行って来ま~す ☆そうそう云えば云えるんじゃない
☆ところで太郎ちゃん ★はいはい なんですか ☆太郎ちゃんは何歳になりましたか
★五歳 ☆そうですか五歳ですか、 それじゃ太郎ちゃんはもうすぐ小学校ですね。 ★ うれしいな~、楽しいな~
☆学校に行きますと、給食って時間があるんですよ
★それが一番楽しみで行くんじゃねぇか
☆そうですね、給食美味しいですものね、爺ちゃんも食べたいな~
★年寄りは駄目 ☆え~そんな意地悪言わないの。
でもね、学校に行きますと、お勉強って時間もあるんですよ ★ 勉強って?
☆1+1=2とかの算数 ★ そんなの食べられないから嫌い
☆そんなこと云わないの あとね体操もあるんだよ ★ 体操って
☆走ったりするの ★ 足が疲れるから嫌い
☆じゃ鉄棒はなんてのはどうかな ★ 鉄棒って
☆手でつかまって、尻上がりとか、前回りとかするの ★手が疲れるから嫌い
☆じゃ国語なんてどうかな ★国語って?
☆あ・い・う・え・おって云うあれよ ★ああ、それなら知ってる
☆じゃ行って見ようか あいうえお ★ あいしてる
☆違うでしょう あいうえお ★ あいたいな~あの人に
☆違うでしょ次は かきくけこ ★ 柿食いたい
☆違うでしょ かきくけこ ★かけこっこ
☆違うでしょう太郎ちゃん この口ちゃんと見て かきくけこ
★爺ちゃんの口は汚ねぇなあ ☆余計なお世話でしょう さしすせそ
★刺し身食いたい ☆もう何でも食べ物なんだから さしすせそ ★さるのへそ
☆そんなの無いでしょう ★さるにへそ無いか?
☆そりゃーおさるさんにもおへそはありますがね
もう太郎ちゃんたら 次は たちつてと ★ たちしょんしたい
☆な・なにを言い出すのもう 次はなにぬねの ★ なにぬかす
☆なにぬねのでしょう ★ なにかくいたい腹減った飯食わせ
☆もう太郎ちゃんたら食べることばかりですからね
じゃ~音楽は好きかな? ★まかせとき~
☆それじゃ太郎ちゃん 爺ちゃんとデュエットしますか?
チュリップの歌をうたいましょうね、最初に爺ちゃんが歌いますからね
☆♪♯咲いた ★咲いた ☆チュリップの花が
★並んだ ☆並んだ ★赤白黄色
☆どの花見ても ★きたね~な~
☆もう~太郎ちゃんたら音楽もダメなんだからねぇ
☆ところで太郎ちゃん ★はいはいなんですか
☆小学校に行きますとね ★うん
☆先生が大きくなったら何になりたいですかって聞きますけど、
太郎ちゃんは何になりたいですか ★大人
☆そりゃ大きくなったら大人にはなりますけどね ★それでいいじゃん
☆ではなくて、どういう人になりたいですかーってことなのよ
★俺れ婆ちゃんになりたい ☆えっー婆ちゃんに!そりゃ無理無理
男の子が婆ちゃんになんて絶対無理ですよ、でもどうしてなりたいの?
★爺ちゃんよりも婆ちゃん強いからなぁ ☆そうだね、うちの婆ちゃん強いからなぁ
★それに~ ☆ほーそれに
★婆ちゃん財布持ってるから何でも買ってくれちゃうよ
☆婆ちゃん太郎ちゃんには甘いからな~ ★ううん、しょっぱかった
☆えっーしょっぱかったって! ★うん、買ってくれてありがとうってチューしたら
☆ほーチューしたら ★鼻水舐めちゃったー ☆えっー婆ちゃんきたね~なぁ
それでもね、太郎ちゃんは男の子だからね ★うん
☆お婆ちゃんには成れないと思うな ★だって先生が云ってたよ
☆なんて云ってたの ★人間は努力すれば、成れないものはないって、あれって嘘か?
☆いやいや、嘘ではないけど、幾ら努力したって成れないものもあるんだよ
★ふ~ん、大人の世界って難しいんだね。
☆ところでたろうちゃん ★ はいはい なんですか
☆皆さんの楽しいお顔見ていますと ★馬鹿ずらしている顔を見ていると
☆時間の経つのは早いですね ★えっーもうお終いか
☆そうなんですよ、みなさんにさようならしましょうねぇ
★世話になったな、また会おうぜ!
☆そんな偉そうに云わないの、皆さんまた会いましょうね
★さいなら~
お客様に充分楽しんで頂けるよう頑張ってきます