一期一会 | 脳梗塞と民話語り

脳梗塞と民話語り

よう来なすったなあ~、ゆっくりしてきなっせ~





月・火曜日はブログ定休日だよ、

年賀状を今までは170~180枚くらいを

   手書きで出していたんです


今年はなんだか知らないが、少~し忙しくなってきたんで

   PCで印刷してしまおうと考えたのが間違いでしたね~


約200件の住所がPCの理屈を知らないばかりに

   どこでどう間違えたか知りませんが、全てがパ~ときえちゃいました


昨日はブログどころではなくて

   資料を見つけたり、去年の年賀状取り出したりと


てんやわんやで、やっとこ今終わったが

   どうしても分からぬ人が2.30件あったが、

      それは仕方ないから相手方から賀状が届いてから処理するべ


なんでもそうだと思いますが

   手間を掛ければ、掛けた分相手にもその誠意が伝わると思う


だから今年の分はあまりそれが伝わらないと思うね

    だからもう一度一枚一枚差し出す人を見て、

        何か少しのコメントでも書けば少しは見てくれるだろう


年賀だもんね

   やっぱりその人を思い浮かべて書くところに


差し出す人の心が

     受け取る人の心へ伝わっていくのだろう


印刷した物などに心を伝えるすべはないのかも知れない

   やはり真の心を伝えるのが賀状に込められた愛であると思う


伝わらない愛は送るべきでないかも知れない

    暫くあっていない人に、正月 年に一度くらいこちらの近況を知らせたり

        相手はどうしているだろうか?


俺が高校三年生の時

  男ばっかりで福島県へ自転車で野宿覚悟の旅行に出掛けた


日光から鬼怒川川治を通って

   あと少しで福島にはいるという頃、雷雨に遭いストップ


一夜の宿を見つけねば

   本当に野宿になってしまうとばかり、どこか泊まるところをと探していたが無いんです


庭先で何かをしていた人がいた

   すかさず、我々はこういう者ですが、今夜泊めて貰えないだろうかと聞いたんです


そしたらそこの旦那さんが郵便局の宿直でいなかったんですね

  なもんだから、今主人に聞いてくるから待っていてね と言って泊めてくれたのです


まだ子供がいない新婚さんの家庭だったのです

   やはり奥さんだけでは心配なので本宅から中学生が一人と小学生が二人


我々が4人、奥さんと総勢8人でその晩は語り合いました

   次の朝小さなガス釜で2.3回焚いてくれて朝ご飯やらお握りをしこたま作ってくれました


それから7日間掛けて裏磐梯まで行ってきました


帰ってきてから、泊めて頂いたお宅に礼状を出しました

   その最初のお宅とは縁会って今でも交際させて頂いております


娘さんが産まれたときは自分のことのように喜んで

   フランス人形がケースに入っているのを送っちゃいました


俺たちの結婚式にも夫婦して参加してくれたりと

    親戚以上の交際です、何かで俺が新聞に載ると


それはそれは嬉しくて

    新聞を持って隣近所に自分の家に泊まった人が

        載っているからと見てみてと言って廻ったそうです


今の時代では考えられない

   人の温情、人情を味わったから


      少なくとも今の俺があるような気がするんです


43年前のホットな出来事が


    ボランテア精神に目覚めた一日であった



        一期一会だわな~~


そう言う人にこそ


    心のこもった愛を伝える


       手書きの年賀状を送るべきものなんだろうな~~




                      kanya-suzu