生きていてくれてありがとう | 脳梗塞と民話語り

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よう来なすったなあ~、ゆっくりしてきなっせ~





月・火曜日はブログ定休日だよ、


俺も脳梗塞になって(50歳の時)
     早いもので もう10年になる  
    

   倒れた当座はこんなに生きられるとは  思ってもいなかった 
せいぜい生きても4.5年かな そう思っていた


よ~くよく考えてみると
     俺が病気になってから
       もう同級生が5人死亡している


   それに 同病で くしくも倒れた人は
     4人、そのうち2人は麻痺が無く仕事している
  


   あとの2人は よつ葉クラブに入会している
     これって 喜んで良いやら、 悲しんで良いやら
     
  

   その悲しい方の人が亡くなって通夜に今夜いくんです
     同級生の死です、還暦ともなると、
       そうそう元気なままではいられない


   同級生の死は悲しい限りで す
       出来れば別れは したくないものである


   瀬戸内寂聴さんは
人は生まれながらにして
      その定命(寿命)は決まっていて


   生まれて4.5年で死んでしまう人は
     そのように神様の命によって定まっているとのこと


100歳まで生きる人は
     生まれたときに 定まっているんだと言う



運命でそうなるように なっていんだから
     天寿を全うしたことになるんだというから不思議である


でも、我々凡人は
    100歳まで生きたんであれば
      なんとか天寿を全うしたと言えるが

   そうでない
   わずか5歳や 10歳の命では
親の身になったなら 
      その悲しみはいかばかりであろうか!! 


   神様はホントいたずらがお好きである


通夜に一緒に行く同級生が曰く
     【いくら ピョコタンピョコタン歩っていても
        まだ鈴木の方がいいよ!!  生きてんだもん!!】

 

 まっ!! そうだな!!そうだよな!!
     生きていれば話しも出来るし
      笑うことだって、泣くことだって
        喧嘩することだって出来るんだ!!  


   これって!!! すばらしい事じゃないかな!!!
ホント生きてるって~もう最高 バンザ~イ
       (こんなこと書いちゃ不謹慎!!ゴメンナサイ)

 

   でも、愛する かあちゃんが云ってたもんね~

 

   ★ 【たとえ車椅子生活になったとしても

      

       寝たきりになったとしても

     失語症になったとしても   

 

           生きていてくれてありがとう】


     ・・・・・・・・・って


kanya-suzu