初夏。いつもバイトでコーヒー回数券を1枚買ってくれるお爺さんがいるのだけどね。アイスコーヒーを手渡すと爺さんはこう言ったよ。早くホットコーヒーが飲める季節になってほしいね。って。初夏、陽炎は砕けることのない風物詩だからなあ。暑すぎるのは困ったもんだよ。今日はお酒とホットコーヒーを飲みましょう。
フリー。朝、学校をサボって渋谷へ行き、マルイ付近のマクドナルドで過去と現在と未来を語らう。昼、京王井の頭線に乗って吉祥寺へ向かい、空腹を凌ぐ為に全品100円の回転寿司へ行き、お寿司を死ぬほど腹にためる。夕方、回転寿司屋で静かに仮眠をとる。夜、汚い情愛と欲求を埋め尽くす為に身を委ねる。そして朝、別離の時を迎える。こんな生活の、愉しさと哀しみをフィフティーフィフティーの形で、RED HOT CHILLI PEPARSが表現してくれた。
フィクション。自分の右手に適うモノは無い。オカネより愛情よ。フィクションだらけだなあ。堕天使君よ、どこへいくのかしら。こっちへ戻って来なさいな。彷徨えるカレの面影は、通り雨の彼方へと静寂を放って消えた。もう戻ってはきませんね。