8月29日は命日でした‼️ | 名古屋の可ん寅 おかみ日記

8月29日は命日でした‼️

おはようございます晴れ

私は7月30日生まれというのもあるのか?
冬が嫌い!夏が好き!
暑いのが好きではないが
本能的にというか…
夏は心が晴れ晴れして冬はどんよりです!


さてさて…
8月29日は
可ん寅の主人の父と
私の実家の祖父の命日でした

実家の祖父は
孫大好き💕大切に大切にしてもらいました!
でも…その一方
毎朝ご飯食べる前に
神様と仏様をお参りしてから食べなさい!

そんな厳しさをもっていました!

嫁である母は…とても苦労をしました!
でも!厳しさの中に愛情がある人
そりゃぁうるさかったですよ!
色々言ってくるので…
仕事にも厳しくて従業員に怒っているのを
よく見ました!その反面
優しい言葉かけてたりね!


私の誕生日は
私だけを連れ出して大好きなお寿司を
連れて行ってくれたり…
夏には従兄弟全員集めて
志賀高原に遊びに行ったり…
大好きなおじいちゃんでした❤️


可ん寅の父はスキルス性胃がんで
最後には3ヶ月という余命宣告をされ
父も知っていました!

父は亡くなる3ヶ月前に私を呼び出しました

主人とは大学時代のミスドのアルバイトで
出会ってお付き合いしてる状態!

「私は残り3ヶ月の命だそうです!恵子さん!
謙一郎と結婚をしてくれませんか?
私の命があるうちに見届けたいので
今決断をして欲しい!今返事をもらえませんか❓
すぐに結婚してもらえないか❓」

私が21歳の時!22歳の誕生日前です

「はい!」この返事しか頭に浮かばなかった
考えさせて下さい…とは言えなかった

そこから…
父が入院しながら
結婚式場と新婚旅行と予約をしてくれて…

さらにまた呼び出されました!
「僕の命が結婚式の10月10日までもたないかも
しれません!もし僕が結婚式の前に命がなくなっても
結婚式も新婚旅行もやって下さい!それが
僕の最後のお願いです」


8月29日看病している姑ちゃんに
夜ご飯用にお弁当作ってお見舞いに行きました!
父は意識はなかった!
父の兄弟も呼ばれていました
もう遅いし…帰ろうか!
…なんか引きとめられている感覚になり
もう少しお父さんのそばにいるわ!

…そこから…
嫁にもなってなくて…まだ婚約者だったのに
お父さんの手を握らせてもらいながら…
父は天国に旅立ちました!

父とはあまり話を出来ず…
でも最期の時間
手を握らせてもらった!


私が嫁に来て
本当にものすごく大変で
最初の3年毎日仏壇の前で泣いてました!

なんで私の味方なのに…
急いで天国に行ったのよ!
お父さん!!

毎日泣きながら
あの時の父のぬくもりを思い出しながら
やっぱり頑張るわ!


これが私の支えでした!

もしかしたら…あの時
父の手を握らせてもらってなかったら
違ったかもしれない!

父のぬくもりの感覚だけで
「恵子さん!頑張れ!」
そんな声が聞こえてきて…


そこから28年
短かったような長かったような…

54歳で天国に旅立った父!
三井物産でバリバリの商社マンが
姑ちゃんの兄が亡くなり
可ん寅は跡取りがいなくなった!
そんな事で物産を辞めて可ん寅の社長に
なった父です!

嫁の実家を三代目として守ったのが父です

父の人生は短かったけれど
濃厚だったと思います

小さな子供が好きだったらしく
私の子供を孫をきっと可愛がったんだろうなぁ

私が祖父にしてもらったように…



なんだろう
8月が今日で終わりますが…
書いてみたくなって…

たまには…真面目なおかみでしたぁ!

さぁ明日から
ふく食べはじめ企画です
9月1日〜29日まで
夜のコースが3000円ずつお値引きですよーー

お待ちしております!



可ん寅    おかみ    恵子照れ