アニメ・漫画から始めるマイホーム計画 すずめの戸締まり | 設計施工施主、全部私ですが何か

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Q.後悔しない家を造るにはどうしたらいいですか?
A.自分で造ればいいんだよ。

おはようございます。

Fです!



以前、金曜ロードショーで放送される魔女の宅急便について書きました


今日の金曜ロードショーは新海誠作品の『すずめの戸締まり』です!



地上波初放送、本編ノーカット版です

あらすじ
『九州の静かな町で暮らす

17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、
「扉を探してるんだ」という
旅の青年・草太に出会う。
彼の後を追って迷い込んだ
山中の廃墟で見つけたのは、
ぽつんとたたずむ古ぼけた扉。
なにかに引き寄せられるように、
すずめは扉に手を伸ばすが…。』



公式HPから引っ張って来ましたが、ここだけだとわかりにくいですねー


この3〜4倍の量があったのでカットしました✂️



💥この作品についての注意事項💥


内容に地震描写や津波での被害状況、緊急地震速報に近い音が流れます。

そういった描写に不安を持たれる方は視聴を控えてください🙇‍♀



注意に触れたことで、内容についてもう少し説明します


岩戸すずめが出会った宗像草太は日本各地に現れる災いをもたらす『扉』を閉める『閉じ師』です


扉が開いているとそこから『ミミズ』と呼ばれる厄災が地震を起こすとされています。


まず言いたいのは、このミミズきしょいです

日本の地震描写としては『ナマズ』が有名ですが何故かミミズ


神話・伝承では

『茨城県の鹿島神宮に伝わる神話によれば、雷神タケミカヅチと海神フツヌシが「要石(かなめいし)」を大地にうちたてることにより、大ナマズを鎮めたとされる。』


とあります。

今回の映画でも要石が重要なワードになっています。


要石の効力が薄れていて、色々な場所で厄災(地震)が起ころうとします

それを順次回避するために、宮崎から宮城に向かい扉を閉めて行きます



この厄災が起きようとしてる場所が、以前大震災があった地域というのもトラウマを掘り起こしそうな流れです。


新海誠監督の最近の作品は災害に注目してる印象


『君の名は。』では、隕石は落ちますが、何とか村の人を誘導し人的被害を抑えました。


『天気の子』では東京に降りしきる雨をヒロインの命と引き換えに止む選択もありましたが、世界より君が好きとし、雨は降り続いたままです。


は災害は人の手に余るので、対処療法を取った感じでした。


『すずめの戸締まり』では厄災が起きないよう手を尽くしていきますが、最後は要石による対処療法


相変わらず厄災や災害には敵わないといった描写です


だからなのか、すっきりとしたハッピーエンドに毎回感じないんですよねー


すずめの戸締まりはよりモヤモヤが残った作品でした



さてさて、家について触れていこうと思います


すずめが育ったのは、叔母である環さんの家です
物は多いですが可愛らしい家ですね

そしてすずめの部屋


結構広いです


別のカット

外観の写真が見つけれなかったのですが、私の好きなドーマーになってます!

ドーマーとは↓


急勾配の屋根についた窓のことです

ドーマーは屋根に穴を開けて窓部分を張り出しているので、雨仕舞がとても難しいです。

雨漏れが起きないよう細心の注意が必要ですが、すずめの戸締まりのドーマーはここが漏水の危険です↓


窓が屋根に近く、この部分が一番漏水しやすいです

魔女の宅急便のキキの実家をもう一度見てみましょう


立上り部分が広く取ってあり、しっかり防水出来てそうです。

やっぱりドーマー憧れるなー



今日はここまで


ではまた