井上陽水50周年記念ライブツアー~光陰矢の如し~少年老い易く学成り難し | 福岡の弁護士|菅藤浩三のブログ

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 2019/5/16(木)福岡サンパレス。観客層は予想とおりというかほとんどが60代で男女比にほとんど差がない。そしてビックリ(゚д゚)!したことに立見席もギッシリのsold outでした。
 立見席に親切というか、演奏が始まっても休憩はさんで2時間半のコンサートで観客が立ったのは20分程度だったのではないでしょうか。盛り上がる曲もいっぱい演奏したんですけどね、私も周囲に合わせて立ちませんでした。
 コンサート終了後に、セトリが出口に掲示され、曲順のみならず、どのアルバムに収録されているかまで立て看板で案内している親切ぶり。どうりでコンサート終了後に、CD販売のところにやたら買い物客がいたはずだ。ほかのアーティストもこのサービスはみならったほうがよいですね。

 井上陽水のアルバムセールスの頂点は3回あってどれもミリオン。ファンサービス溢れるアーティストなので、セトリもライブ会場に来た人ならだれもが手にしたであろう③を中心に組まれてましたが、残る3分の1は①②③以外からという真のファン向け。ちなみに私は陽水のアルバムはほぼ全部揃えています。  ①【氷の世界(1973年)】②【9・5カラット(1984年)】③【ゴールデンベスト(1999年)なお①も②もそれなりの曲数が③に収録されてます】。
 あと②のアルバムの曲はアレンジはいじらず、1番のみのメドレーで展開されてました。③のうち70年代前半の曲はロック調にかわってましたね。
 曲順抜きでセトリを紹介します(なお、①②③以外は④と表記します【】はアルバム名)。というのが、アンコールで演奏した''傘がない''とか第2部ラストで演奏した''氷の世界''とかまるで第1部みたいな盛り上がりで、こんだけヒット曲ばかり続くと、曲順にこだわるのもあんま意味ないなと思ったので。

①あかずの踏切り・心もよう・帰れない二人・氷の世界
②ダンスはうまく踊れない・飾りじゃないのよ涙は・ワインレッドの心
③アジアの純真・make up shadow・5月の別れ・青空ひとりきり・新しいラプソディー・とまどうペリカン・ジェラシー・少年時代・リバーサイドホテル・最後のニュース・夢の中ヘ・傘がない
④移動電話【永遠のシュール】・海へ来なさい【スニーカーダンサー】・女神【united cover 2】・カンドレマンドレ【アルバム未収録】・闇夜の国から【アルバム未収録】・夜のバス【陽水Ⅱ】・御免【二色の独楽】

 古希を迎えているので高音は少しツラそうでしたが、低音はやはり追随を許さぬ抜群でした。けっこうカラオケのレパートリーもあるのですが、そりゃ比較にならないわワタクシとは。個人的にはカラオケでまず歌うことはないけれど、最後のニュースの演奏に井上陽水の世界の神髄を感じられましたわ、ニューミュージックの巨大な才人であるものの、やっぱりルーツがフォークシンガーなんだなって。
 ライブ演出はごく控えめ。あのメンバーの数(ギター2・ベース1・女性コーラス2・キーボード1)でアルバムとおりのアレンジが再現できるのだから演奏力はたしかなものでした。ナマで聴く’’少年時代‘’、CDとおりの演奏でしたが、それでもなおボーカルとピアノとストリングスのアレンジとの相性が抜群でした。
 曲間トークはライブ盤よりもうまくなっていた印象、でもあの独特の空気は相変わらずだわ。アンコールで歌詞から御免を選択したセンスもよかったよ
「よーく来ーてくれった、僕のーSHOWに、ありがとうー×3」
 

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