ローマ法王に米を食べさせた男~スーパー公務員高野誠鮮さんのこと | 福岡の弁護士|菅藤浩三のブログ

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 TBS日曜劇場では、天皇の料理番と下町ロケットの間に挟まれ、しかも、世界陸上のシーズンと被ってしまったため、配役はよかったのに視聴率惨敗となったお気の毒なナポレオンの村 の原作本。

 ドラマはわずか7話と尺が短いため、唐沢寿明が何か新たにやっても1話完結で成功に終わる話の積み重ねとなり、その分ハラハラドキドキ感が非常に薄まってしまったと思われます。

 ドラマを視た後で原作本 を読みましたが、確かにスーパー公務員でした。何がスゴイって、高野さんが始めようとする全ての事柄が、「前例はない」「金はない」「味方もほとんどいない。むしろJAも農家もほとんど高野さんに敵対していた(提案した企画に賛成した農家が169件中3件だったとか、火のついたタバコの入った灰皿を投げつけられて反対されたとか)」と逆境だらけの中で、アイデアと情報収集と広報(それも金をかけない形)だけに徹底的に能力を絞り込んで、過疎部落でありえない成功を積み上げてきた事実です。
 しかも、臨時職員で採用されたにもかかわらず、実績を積み上げて正規職員になってからもその勢いは止まるところがありません。いま一番会ってみたい人と思いました。いま列挙してみても、本当にお金はつかっていず、アイディアと行動力だけです、スゴイです。

 書評はネットに幾つもあがっていますので、私が特に印象に残った箇所を備忘のために列挙しておきます。

・役所の人間が集落を再生するために知恵を絞り戦略を練っても、役所の人間が方法を唱えただけでは集落のみんなは納得しません。
 「失敗したらどうするんや」「誰が責任をとるげん」「やったことがないものをやれるわけがないやろ」と非難の大噴出をあびました。
 だから、私は見本を見せたのです、まずはこちらがやってみせて、今度はやってもらって納得させないと人は動きません。

・役人たちは「あれやってきた、これやってきた」という。確かにやってはいるんですよ、表面的なことは。けれど根本から変えることは何もしていないですよ。対症療法ばかりで根本治療は全然やっていない

・第1次産業の最大の欠点は何かというと、JAを介すると市場に左右されて、自分で作った製品に自分で値段をつけられないこと。
 生産管理販売というサイクルを自分で持って希望小売価格を自分で作れる1・5次産業を進めることが、過疎村を救う根本治療だと思ったのです。

・普通の公務員は村を見ていないんです。こんなことをしたら部長に怒られるとか、上司の顔色を見てるんです、現場を見ていないんです、ほとんど。だからトンチンカンなことをやるんですね。

・通常はプロジェクトを立ち上げるときは、会議を何十回も開きます、計画書も分厚い物をつくります。でも何千回も会議をしたら村は変わるんですか?会議をしているだけでいい仕事をしたと勘違いしてるんじゃないですか?何百ページの計画書を作ったら村が割るんですか?
 そんなことはない、会議も辞めて計画書もA3の1枚にしました。足りないのは行動理念なんです、知識や情報をもっていても、多額のコンサルタント費用を払いきれいに印刷した計画書を千冊積み上げても、手をこまねいていれば村は何一つ変化しないんです。

・上司には稟議書も決裁書も出さず全て事後報告にすることを、市長に了承してもらいました。稟議書を回すといろんなセクションで停まり、時間がかかりすぎます。
 そもそもこれまで過疎対策に取り組んできた裁量権を持つ人たちの判断が間違っているからこそ過疎対策は成功していないのに、長い間その間違った判断を下してきた人に稟議書を回してもう1回うかがいをたてるのはオカシイと思ったからです

・過疎地域に若い人を呼ぶ試みは全国で行われています、中には移住者に準備金を提供するところもあります。
 しかし、私達はいっさい頭は下げず「来るならどうぞ、その代り試験をします」というやり方をとりました。誰が村に入るに相応しいか、集落の人が選ぶ、希望者をすんなりと入れないんです。
 なぜ全国各地の試みが失敗するのか?村が下手に出ると過疎地に来てやったと村の人を見下しがちになる単なるお客さんしか来ないからなんです。集落が欲しいのは、村民と一緒になって、草刈をしたり掃除をしたり村祭りをしたりしてくれる人なんですから。
 また、入居が決まっても村の人にきちんと紹介していないケースが圧倒的に多かったので、溶け込みきれず失敗してるんです。村は人間関係が濃厚なんですから、引っ越し祝いなどの機会設定は行政がケアすべきです。

・意見が割れる場合、賛成反対無関心と3分割するが、一番厄介なのは無関心でそれを減らす手段として、一つの方向に大衆を動かすための戦略として、CIAのロバートソン査問会のレポートを利用した。要するに、人は目と耳から入った情報によって一つの方向に動くのだと。
 そこで、マスメディアを使って村発信の取り組みの情報を何度も何度も繰り返し積極的に発信し続けていく手法をとるようになりました。

・日本人は近い人の言葉を過小評価します、同じ言葉でも役所やJAの人が言うよりも遠くの学者が言いだすと評価しだす。内部の人間は近いところの悪いところしか見えず、いい所はなかなか見ようとしないんです。自分の子供をとっても悪口ばかりでてくるでしょ、それとおんなじ。

棚田オーナー制度を始めるにあたり、アメリカAP・フランスAFP・イギリスロイターの3大通信社に英文でFAXを流しました。
 そしたら、イギリスの新聞がとりあげてくれて、第1号のオーナーはイギリス領事館員になりました。もちろんメディアにすぐに情報を流したら、あっというまに募集枠いっぱいに埋まりました。

烏帽子親農家制度(≒大学生の農業体験留学)をはじめるときも、募集の際は「女子大生2名。ただしお酒が飲めること」と条件を付けました国の役所からはやっぱりTELがかかってきましたよ。
 でも男子学生はいくら若くてもオスで、何かあったときに男同士だと村民も敵意がむき出しになるんですよ、でも若い女性なら村民は無防備に受け入れてくれるんです、ましてお酒が飲めるならね。
 むろん募集時にはメディアに来てもらいました。2人の女子大生は本当にガンガン酒を飲みましたけど、一生懸命働いてくれました。

・学生を募集する際、学生たちが集落の一軒一軒を回って泊めて下さいと留学先に依頼させる形をとりました。学生はむろん面くらいましたが、必死になることで学生にとっても良かったと思います。村人の誰も英語ができないのに英語しかできない不良アメリカ人を引き受けて更生させたこともあります。

神音カフェ をオープンした際も、あえて道案内の看板は設けずに、通りすがりの村人に聞いてもらってたどり着く方法をとりました。
 人は過疎集落のようなまさかと思う場所に、本格的な隠れ家的な素敵な店があったりすると、驚いてその意外性のある体験を他の人に伝えて巻き込んでくれるんです。
 それが国道筋に店の看板を置いたりすると人は来なくなる。看板で店の名前を認知する人間は増えるけど、それだけで興味を失ってしまい、人を連れてこようとも思わなくなるんです
 情報が過多のいま、情報が少ないことが田舎でビジネスを成功させる方法でもあるんです。
 神音カフェの商品は1・5次産業で値段をつけていますから、オーナーはゆうに一般のサラリーマンを超える収入を得ています。

・村でできたコシヒカリ、味はうまいのだからいい売りかたさえできたらブレイクしないはずはない、そこで社会的影響力のある有名人に縁をつけることでブランド力を高めることを考えました(エルメスのケリーバッグ)。
 天皇陛下への献上は拒絶されましたが、神子原を英訳してキリストにこじつけ、ローマ法王に献上しようと手紙を出したのです。
 ちなみに、米国ですからアメリカ大使館とも交渉していたところ、ローマ法王庁大使館から会ってよいとの了解を取り付けたのです。
 話がまとまった後、日本からローマ法王への献上品の目録を見せられたら、その最初が織田信長の屏風、安土城の図でしたからビックリしました。もちろん、すぐにメディアにニュースにしてもらいました。

・その後、直に東京の高級住宅地の居住者から献上米を買いたいというTELが60本近く来ましたが、「行きつけのデパートに問い合わせては如何でしょうか」と言って全て断りました。
 実はデパートとは取引していないですから、あるはずがありません。何をしたかったかというと、それらの人からデパートに問い合わせてもらい「なぜその献上米を扱わないの?」と聞かせて、デパートからわれわれに取引を申し入れてもらうことなんです。
 物を売りたい時に売らないことが上手く売る方法だったりします
私達が売り込むのでなくデパートから取引を申し入れさせたら、私達がイニシアティブをとれるので、手数料交渉も卸値引も回避できます。われながら本当に強気だったと思います。
 しかも1つのデパートとは1年しか付き合いません。

・米袋の文字も近県に住んでいるエルメスの書道家に頼みました。が、正規に依頼するお金はない、ですから直接、本人に依頼したら誠意が通じて執筆を了解してくれました。あとで、こっぴどくマネージャーから怒られましたが。

・神子原米で高級酒客人 を造ったときは、石川県では一切PRせず、外国人記者クラブだけでPRしました。もし地元で発表していたら本当にちっちゃな記事だけで終わるんですよ。
 地元の新聞からは「都会重視主義だ。お米は東京のデパートで売り、お酒の試飲会は東京でやる。そんなにいいものなら、県内のデパートに置くべきだし、県知事に飲んでもらうべきだ」と叩かれました。
 また、議員からは「こんな高い酒は庶民の口にあわない。村のことを心配しているからあえてきついことを言うんだ」と言われました。
 でもそんなに高い評価をしていると言いながら、地元のデパートが東京のデパートよりも売りたいと言ってくることはないし、そういう議員に限って高い酒を買って地元にお金を落としてくれることをしない。あえて軋轢を招いたり物議を醸すことをやってきたんです、それをやらない限り広まらない、売れないと思ったから。

・神子原米の食味測定は人工衛星で行っています。JAで使っている食味測定装置は誤差甚だしい、そんな粗い精度の目安計を300万円でメーカーが売っているのはほとんど詐欺です。
 アメリカではワインの土壌をスペクトル分析する際に人工衛星を使って非破壊測定していることを知りました。
 日本で業者を通して測定すると会社を幾つも通すので1回300万円、しかしアメリカのデジタルグローブ社に直接頼むと1回37万円で済みます。
 しかしお金の無い私たちには37万円でも大変な負担です、そこで、「どれだけの精度があるのか、試しに神子原を撮ってほしい。それをもってクライアントに売り込む」と交渉して、神子原地区の測定データをもってJA新潟に売り込みに行ったのです。
 JA新潟は買ってくれましたが、その際に撮影した神子原地区の測定データは試しのものだから無料です。お金があったらそんなこと考えません、お金がないから知恵を絞って考えるんです

・先端技術というものは人毎だと眺めてばかりいないで実際に使えばいいんです。使い方が分からない?勉強すればいいんです。
 人工衛星を使っている役所、他のどこにもありませんでした。なぜやらなかったのでしょう?
 リサーチしてみたら理由がいっぱい出てきたんです「高いから」「専門的すぎて」「農水省の研究部門だから」、、、やりもしないのにみんな諦めているんです、可能性も無視は最大の悪策です。

・株式会社をつくって農産物の直売所を作ったとき、出来の悪いものを直売所に出す人がいたので、あえて店長には地元以外の外部から神子原に来た人間を立てました。情に引きずられずにシビアに商品を選別してもらうためです。
 「本当においしいもの、いいものを直売所で売りましょうよ、拙いものはJAに渡してください」と言いました。JAの営業部長からは怒られましたが、JAは見た目と量でしか農産物を判断せず質の良し悪しは問わないんですから仕方ないでしょ。

・町おこしのために、文化会館に700名くらいを集める大会がよく開かれています。誰かに講演させたり市民代表にスピーチさせたり。広報誌で自慢げに「文化会館に700名集まりました」と大々的に掲載して町おこしは進んでいるように報道する。でもやってるのは大会と会議ばかり。

 町おこしを丹念に調べたときに、要らないのは評論家です。こうすべきだ、あそこが悪い、口だけで何もしてくれない人は自分たちの問題だと自覚を持ってくれないのだから評論家は不要なんです。
 だから、自分たちの町の企画に関心を持ってもらおうと、ソ連書記長やアメリカ大統領・イギリス首相・ローマ法王宛に手紙を書きまくりました。
 とにかく1%でも可能性があるなら徹底的にやってみましょう、最大の悪策はやりもしないうちから絶対に出来ないと思い込むことなんです。人間は非常に狭い経験と知識で物事を判断してしまいがちなんです。
 ちなみに、レター作戦をとって最期まで返事が来なかったのは、ふるさと創生を言い出した竹下登総理でした。外国からは大使館なり秘書から返事が来たのに、日本の首相は5回出してもなしのつぶてでした。

・町おこしの逆、町壊しをするのは、失敗した人の責任追及をすることなんです、犯人捜しをするようになると一歩も前へ進めなくなる。

・神子原のニュースは、地元でなくまず北海道、それから九州に流しました。連日連夜流し続けました。とにかく地元から遠ければ遠いほどいいと思いました。周りが知っているのに地元の人だけが知らないとなると、地元の人は関心を持たざるを得ず、自ら情報源に近づこうとするからなんです

・JRの駅に貼ってもらう1000枚のポスターがサイズが大きすぎて掲載できないと全て返品されました。本来なら100万円以上が紙くずになるところでした。みんな無表情で青ざめています。
 そのとき、私は咄嗟にパチパチパチと拍手してみたんです、犯人探しをしても何も生まれませんから、発想の転換をしなくてはいけないと無理やりにでも喜ぶために拍手してみたんです。咄嗟にポスターを限定盤で1枚2000円で売ることを決めました。

・イベントを実施する際、プロの広告代理店やプロモーターは使わず、スタッフは全て市民で担いました。なぜなら、われわれがやればノウハウが残るからです。そのイベントが成功して5年目の臨時職員から私は正規職員になれました。

・奇跡のリンゴをつくっている木村秋則 さんの講演会も、あえて化学肥料や農薬を販売しているJA組合長に実行委員長を依頼しました。口説き文句は「この方法で作った安全な作物ならTPPに勝てますよ」です。
 そして木村秋則さんも講演会ののちに口説いて自然栽培実践塾 をつくってもらいました。口説き文句は「木村先生の話は感動しました。でも私は先生の話を聞いて感動する人を増やしたいのではないんです。先生と同じことができる農家を何百人もつくりたいんです、日本を救うために」です。
 
・私は2016年3月に定年を迎えます。定年の3年前に文化財室に移動になりました。今の目標は羽咋市に国宝をつくることです。
 それまでも役所は国宝にする運動をやってきました、でもそれは国会議員や文化庁への陳情という圧力活動に終始していました。
 そのやり方は調査官や文化庁職員を愚弄することになります、センスが余りに古い。そのために、歴史的宗教的建築学的学問的価値を積み上げ直すことから、これまでの役人の尻拭いからやっています。

萩しーまーと をつくった道の駅長に、役人向け講演をお願いしました。演題はどうすれば道の駅は失敗するかというものです。
 答えは「簡単です。公務員を駅長にしておけばだいたい赤字になります」、聞いていた役人たちはどひゃーと固まりました。
 赤字の道の駅の駅長はほとんど公務員、役人には黒字でも赤字でも給料は同じなので、給料の何倍も働こうとする企業家魂や経営センスがありません。さらに運営方針に反発すると組織に従順でないと昇進対象からはずされるので、波風立てないイエスマンしか現れない。
 道の駅を建てたことで満足してしまって、さらなる顧客満足を追求しようとせず、ルーティーンワークのみで新しいことにも挑戦しない、だから余所の道の駅を手掛けた業者に丸投げして変わり映えしないものになる、、、電気代すら賄えない赤字でも改善しようとならないんです。

・北は北海道から南は沖縄まで47都道府県で講演しました。地域活性化をテーマに多くの人から感動しましたとの言葉をいただきます。けれどその後に地域住民のために行動するか?しないんですよ。
 申し訳ないけれども感動は要らないです、感動よりも行動です、辺境の私達ができたのだから、みんなやれるはずなんです。行動して下さい。本当に、行動する人がほとんどいないのが残念でなりません。

・けれど「国が補助金をくれない」「協力してくれない」、周りが悪いと責め立てる。やらない理由を外の条件のせいにしていては、100年経っても何も変わらないです。
 自分で気づいたら気づいた人が一生懸命動けばいいんです。なのに1億総評論家みたいになって、国が間違っている、行政がおかしいと、自分が何もしないことを棚に上げて周りの批判ばかりしている人がどんなに多いことか。

・組織の論理を重視すると組織だけが残ろうとするんです、JAと農家の関係、役所と住民の関係がそうでしょう。組織の論理はスピード感を損なうんです。
 「そんなことして失敗したらどうする」、汚点をつけられたくないばかりに何もしようとしない、マイナス思考の役人、本当に多いんです。変化をおそれて可能性にふたをする人や、何もしていないのに訳知り顔で物を言う人には本当に困ります。
 「そんなことおっしゃるんなら、やったことあるんですか」と聞くと「やらんでもわかる」、実際に動いてもいないのにどうなるか分かるなんて「預言者ですかあ?」と嫌味を言ったんです、もっと怒られましたが。

・私は可能性があるから挑戦したのでなく、やってみたからはじめて可能性が出てきたと思ってます。可能性は埋もれてるんです、たとえ失敗してもそこで諦めずに掘りつづけていかないと出てきません。だから、何もしないただの評論家からは可能性は生まれません。
 何事も徹底的にやればいいんです、怖いから中途半端でやめようとするからダメなんです。地球は小さいんです、相手がアメリカ大統領だろうがローマ法王だろうが総理大臣だろうが、恥ずかしがらずにどんどん声をかけていったらいい
 たとえ閉塞感があって四面楚歌という状況でも、下ばかり見ていては打開できない、上を向いたら意外と開けているものなんです、どこからか光が射すところがあるはずです。身体は有限だけど頭の中は無限の世界を持っているんです、だから何でも考えてみることに価値がある

・失敗したらどうする?俺の立場はどうなる?と発言する人の意見は聞かないことにしています。私心がある人とは心の方向性が違い、マイナス思考になってしまいますから。
 課題解決のための動機が正しければ、人から理解されずとも他人の評価を気にせずに物事を進めてきました。
 しかし、上手く動き出すとアレオレ詐欺というか、実は俺も応援していたとか、あれは俺が指導したという人が現れる、困ったものです。

・経験則の無い人間だけが集まって立派な計画書を印刷しても、人がかかわる以上、そのとおりには動きません。計画書のとおりになるのなら、赤字の会社はないし過疎の集落もないし人口減少もありません。
 物事を本質を見極め、次にやってみて、失敗して転んだりもするけど、そのうち身体がバランス感覚を覚えて倒れなくなり、成功するのです。

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