ソチ五輪フィギュアを見て感じたことや震えたこと | 福岡の弁護士|菅藤浩三のブログ

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 どうしても取り上げたくなるのは浅田真央選手のことですね。
http://dot.asahi.com/sports/gorin/2014022000033.html?dot_source=right_navi&dot_campaign=gorin

 SP16位が本来の実力とは遥か遠い結果であることは明らか。私はLIVE中継で見ていたので、彼女の前に皆SPを成功させた後の点差だったことから、「今回はメダルすら絶望的だ。。。」と言葉を失ったのを覚えています。

 翌日FSは都合がつかず、TVのLIVE中継は見れず、五輪公式サイトをちょいちょい閲覧しながら仕事をしていました。そんな中、自己最高点を叩きだしたことを知ったのです。
http://sankei.jp.msn.com/sochi2014/news/140221/soc14022102120007-n1.htm

 日本中の人と同じく私も心を揺さぶられました、数日経った今でも浅田真央選手の涙を見るとついもらい泣きしてしまいます涙

 



  トップアスリートにとって大事なことの1つに「心を整える」ことがあげられますが、なぜ4年も待ったあげくSPであんな絶望的な状況に追い込まれた、わずか翌日に心を切り替えて過去最高のパフォーマンスが出せるのでしょう?
 佐藤信夫コーチの叱責と激励があったと聞いています、しかし演者がそれを上手く吸収消化できたことはオドロキでしかありません。トップアスリートである彼女は心もとんでもなくタフである証です。
 


 浅田真央選手はエキシビションで最高のスマイルを見せてくれました。もしソチ五輪で引退ならば、彼女は世界選手権・GPファイナルと何度も世界一になってきたが、五輪では銀メダルが最高位になります。
 でもでも【記録よりも、記憶に残る】演技というのなら、まさしくバンクーバーでの彼女よりもソチの彼女のフリーこそがそれにあたると思うのです
 広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった者、彼女に国民栄誉賞をあげるならもろ手を挙げて歓迎します。

 
 もう1人、取り上げないといけないのは羽生
結弦選手ですね。
 http://www.nikkansports.com/sochi2014/figureskate/news/f-sochi-tp0-20140204-1253152.html
 彼は東日本大震災の被災者でもあります、自分の力でそのハンディを伍して世界一になれたのは素晴らしいというほかありません。
  


  男女とも金メダルは10代が獲得しました。バンクーバーのときのキムヨナ選手と浅田真央選手も10代でした。フィギュアの世界は「10代のときが一番のチャンス」というアスリート競技になりましたね



 でも彼は金メダルを取っていながらも、ちょっとくやしがっています
http://www.sanspo.com/sochi2014/news/20140215/soc14021504570007-n1.html
 浅田真央選手のFS後のコメントと対照するに、やっぱり彼や彼女は最高の場所で最高の演技がしたいだけなんだな、順位はそれに対する他者の評価に過ぎないんだな、と感じました。最高の音楽を最高の音質で流す、山下達郎のパクリになっちゃいましたが。
 それがトップアスリートたる所以なんでしょうね。
  



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