久しぶりの投稿です。FBに福岡市の女性弁護士が、男性弁護士から聞いた卓話が掲載されていました。
その内容は、ブログにアーカイブの形で残す価値のある、よい話だと思ったので、私なりに少し編集してUPしてみます。
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一般に女子は離婚については女性弁護士に相談したがることが多い。それは女子会という形があるように、同性同士共感してもらいやすいからであろう。
そんな中、その相談者があえて女性ではなく異性である男性の弁護士に相談した真意を、男性弁護士はくみ取らなければならない。
仮に、女性が既に女性弁護士に相談したものの、満足のいく回答が得られず、やむなく男性弁護士に相談し直した経過があれば尚更である。
別に統計をとっているわけではないが、女性の弁護士によっては、同性同士である分、リアルな話もズバッと率直に女性の依頼者に投げかけてしまうこともあるようだ。
例えば、離婚が無事成立しても夫からわずかな養育費しか期待できない場合に子供に十分な監護が可能なのかとか、まだ相談初期から、かなり現実に突っ込んでアドバイスの力点を置くことがあるようだ。
相談者にとって《同性ならば、自分の苦しみを理解して共感してくれると期待していたのに・・・》と、相談初期から現実的な視点のアドバイスをしたこと自体で、相談者と弁護士の視点のズレが図らずも顕れてしまうこともある。
だから、妻側があえて男性弁護士に相談に来たときは、受任してから当面の間は、とにかく話を聞くことに終始し、「それはひどい夫だね。」など共感しあえる人間関係を築くことに傾注している。
依頼者にとって、十二分不安やストレスを受け止めてくれるひとがいれば、現実的な視点のアドバイスをあえて上から目線でせずとも、次第に自分自身で考えるようになっていくものである。
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ほかにも、その女性弁護士はFBに「生きていると辛いことに遭遇してやる気が出ず何もできないことがある。人生を音楽に例えると、そんなときは、怠けているのではなく休符だと思えばよい。怠けるというのは楽譜に音符があるのに吹かないこと。休符は音符を活性化させるために絶対に必要なもの。だから休符のときに動かないのは怠けていることでもなんでもない。」という訓話を載せていました。
この女性弁護士はとても素敵な人に囲まれておりラッキーですね。
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