2023.9.16


先週の話


息子(5歳)と一緒に

トンボ取りに行く


トンボは水辺があるところに来ることから

大きめの公園へ行く


大きめの公共の公園には

だいたいビオトープ的な

池っぽい水辺がある


思った通り

水辺にはたくさんのトンボが飛んでいた


空中飛行が得意なトンボは

高速で移動し

また急な方向転換もする

おかげで捕まえるのは

なかなか難しい


それでもコツを掴んでくると

追いかけるのではなく

トンボが来るのをじっと待って

来た瞬間に虫網を全力で振る

そして逃がさまいと

ヒュンヒュンと遠心力を使い

振りながら

地面に振り下ろす


以前、上から振り下ろすだけだったが

ヒュンヒュンと振りながら

地面に振り下ろす姿は

まさに何度も何度も虫網を振ってきた証

5歳でもこんなことできるんだと

感心する


動体視力も良くなる気がする

まさに、

見ようとする世界ではなく

見えてくる世界に移ってきている








ギンヤンマ

デカい


ショウジョウトンボ

真っ赤でキレイ


シオカラトンボ

地面に仰向けに置くとじっとしている

手をパチンと叩くと飛んでいく

なんでそんなこと知ってるの?


帰りは疲れて虫カゴを抱いたまま眠る



自分も昔はトンボとりをしたなぁと思い出す


子育てをするという行為は


子育てをしながら

自分の幼き頃を思い出す行為でもある

記憶を呼び起こす行為でもある


単に子どもと共に過ごし

子どものお世話をするだけにあらず


過去を呼び起こす行為そのものが

心を穏やかにさせる作用が

あるような気がする


「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない」

サン=テグジュペリ「星の王子さま」


サン=テグジュペリはこのように言うが

子育てをすることで

忘れていたことを思い出すことは

できるようなきがする



さて、この週末で

ピーマン、ナスは終了予定

また今年もダイコンだな