#628 渋谷駅改良工事 2021/10① 切替目前の渋谷駅 | 関東土木保安協会

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関東土木保安協会です。
切替工事を目前に控えた、渋谷駅の様子です。
今回の工事では、JR化後最長となる山手線の運休となり、公式サイトを設けるなどJR側の準備も今まで以上に大々的に行っています。(文末リンク)
公式サイトにも工事概要が載っていますので、それを見ながら現地を見てみます。
 
 
前の訪問から2か月が経過してしまいました。
今回は2番線から辿ります。
 
新設の山手線内回り線路です。
線路の上には資材が置かれています。
上のほうの構造物がだんだんとできて日影が増えてきたため、そちらのほうが変化としては目立つ印象です。
 
 
振り向いて1番線側を望みます。
古いホームの屋根はスパッと切り落され、すっかり新しい屋根がホームを覆っていました。
 
 
古い柱が撤去されると、もう少し視界も広がって圧迫感も減るでしょう。お疲れさまでした。
この先、左側にホームが広がるともっと開放的になるのでしょう。
 
 
桜丘口の再開発の様子もかなり進んでいて、もう再開発用地の奥の様子は全く見えないほどに鉄骨が壁となりそびえたっていました。
一度基礎ができてしまうと、本当に組み上げは早いです。
あっという間にすくすく育ちますね。
 
 
軌陸車のバックホーが並んでいました。この場所に重機が置かれているのも今回初めて遭遇しました。
工事前によくみられる「いよいよ迫ってきてます感」が漂います。
 
 
首都高の下あたりの場所も、少し前には新線が完成したとはしゃいでいた場所なのですが、もう資材置き場と化しています。
新線の上には大量の鋼材やコンクリート板が置かれています。
あの形、いつものホームの下の基礎となる鉄骨なのでしょう。
 
 
線路側には少し長めのボックス鋼が搬入され置かれています。
ちょうど駒場架道橋の上なので、ホーム基礎の新設桁の一部になるのでしょうか。
 
 
恵比寿方を見てみます。
線路部分は全て覆われるのがよくわかります。
結構な拡幅幅ですが、工事予定によるとこの2番線ホームの恵比寿方は拡幅部分以外が仮囲いとして覆われ、島式ホームの工事が進められてしまうため、その広さの恩恵を受けられるのはもう少し先になるようです。
 
 
搬入されている桁と仮設の鉄骨基礎部材でしょうか。
その下にはホームの床となる角パイプが並んでいます。
新設3,4番線ホームの工事では事前にホームを組んでいたところへ移動したため、事前に資材が並んでいる量としてはこちらのが多い感じがします。
 
 
既に既設の軌道にもマーキングが入れられていて、ここなんかはサンドルが置かれることになっているようです。
省力化軌道の上にそのまま置いちゃうんでしょうかね。
多分2日あっても、レールはとれても枕木や軌道敷までは撤去できないですよね。
 
 
新線が完成している北端です。
ここにも大量の資材が。
 
 
いつもこのカーブを見るのが好きでしたが、ここも緩やかな曲線に変化して景色が劇的に変わるでしょう。
 
 
キメラ橋脚も工事を見守っています。
今回中央改札が中央東改札と統合になり、姿を消します。
この流れで、中央東改札と中央改札の間にあるこの連絡通路がどうなるか気になるところです。
 
 
2番線の代々木方より。
新駅ビルも着々と育っています。
 
 
今回はこの辺で。
次は別のホームに行ってみましょう。
 
 
<参考>