関東土木保安協会です。
切替工事を目前に控えた、渋谷駅の様子です。
今回の工事では、JR化後最長となる山手線の運休となり、公式サイトを設けるなどJR側の準備も今まで以上に大々的に行っています。(文末リンク)
公式サイトにも工事概要が載っていますので、それを見ながら現地を見てみます。
前の訪問から2か月が経過してしまいました。
今回は2番線から辿ります。
新設の山手線内回り線路です。
線路の上には資材が置かれています。
上のほうの構造物がだんだんとできて日影が増えてきたため、そちらのほうが変化としては目立つ印象です。
振り向いて1番線側を望みます。
古いホームの屋根はスパッと切り落され、すっかり新しい屋根がホームを覆っていました。
古い柱が撤去されると、もう少し視界も広がって圧迫感も減るでしょう。お疲れさまでした。
この先、左側にホームが広がるともっと開放的になるのでしょう。
桜丘口の再開発の様子もかなり進んでいて、もう再開発用地の奥の様子は全く見えないほどに鉄骨が壁となりそびえたっていました。
一度基礎ができてしまうと、本当に組み上げは早いです。
あっという間にすくすく育ちますね。
軌陸車のバックホーが並んでいました。この場所に重機が置かれているのも今回初めて遭遇しました。
工事前によくみられる「いよいよ迫ってきてます感」が漂います。
首都高の下あたりの場所も、少し前には新線が完成したとはしゃいでいた場所なのですが、もう資材置き場と化しています。
新線の上には大量の鋼材やコンクリート板が置かれています。
あの形、いつものホームの下の基礎となる鉄骨なのでしょう。
線路側には少し長めのボックス鋼が搬入され置かれています。
ちょうど駒場架道橋の上なので、ホーム基礎の新設桁の一部になるのでしょうか。
恵比寿方を見てみます。
線路部分は全て覆われるのがよくわかります。
結構な拡幅幅ですが、工事予定によるとこの2番線ホームの恵比寿方は拡幅部分以外が仮囲いとして覆われ、島式ホームの工事が進められてしまうため、その広さの恩恵を受けられるのはもう少し先になるようです。
今回はこの辺で。
次は別のホームに行ってみましょう。
<参考>
・JR東日本:渋谷駅改良工事のお知らせ