#523 渋谷駅改良工事 2020/3/27 | 関東土木保安協会

関東土木保安協会

Kanto Civil Engineering Safety Inspection Association

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関東土木保安協会です。

都内への外出自粛令が発令される中、工事だけはしっかりと続けられています。
作業員の方々に頭が下がる思いです。
そんな、閑散とした渋谷駅の工事の様子です。
今回は山手線ホームからの記録はしていません。


遂に埼京線を運休しての工事日程が公表されました。
5月30日、31日の両日、終日運休として行うようですね。
3番線の線路のかさ上げ工事と、新埼京線ホームの使用開始となるかと思われます。


ホームから改札口へ抜ける階段から、原宿方を見てみました。
新駅舎を意識したような造りに見えなくもないような部分がちらほらあります。


新3、4番線ホームとなる予定の地下への階段らしき構造物は、エスカレーターと階段の組み合わせになるようです。
ここまでできていれば、ホームから地下へアクセスできるようになる動線が確保されるのは間違いないでしょう。


ホームには乗降監視用のモニターなども設置されていました。
付けられるものから設置が進みます。


こちらは特急向けの乗車口上部の案内板です。
3月半ば頃にはついていたかと思います。
いよいよ細かいところでもホームらしくなってきました。


こちらは首都高の下辺りの新3番線ホームです。
仮囲いも撤去しやすいプラスチック製のメッシュパネルとなり、工事の進捗が見えます。


少し前まではガンダムのスタンプラリー一色だった壁も既に懐かしいですね。
光が差し込むフェンスになり、開放感があります。


気になるのは架線の工事で、既に仮線が張られ新しくちょう架されるイメージができています。


新しくついた架線はオレンジ色です。
新設線はピカピカのカッパー色だったりしますが、さすがにこの鮮やかなオレンジ色は仮の線かと思います。


架線柱などは未だに仮のものが多いですが、順次付け替えされていっているように見えますね。
このまま6月を迎える遺構的な設備もあるでしょう。


ところ変わって銀座線ホームになります。
新しいホームになって初めて来ました。
屋根はできていますが、ホーム上などはまだまだ仮設感があり今後が楽しみです。


ホームへの動線も大きく変わりましたね。
旧ホームは片側が連絡通路として活用され、片側はこのように残置されています。


東急デパートから列車が出てくる姿も、もう見納めです。
明日が東横店の最終営業日でしたね。


ありがとう、東急東横店。
未来の渋谷が、あなたの跡地にも立派に育ちますように。