関東土木保安協会です。
先日の渋谷の様子です。
3、4番線ホームの恵比寿方では、現仮設通路の屋根の建て替えが進んでいます。
真ん中より右が建て替え後の屋根で、恐らくこれが本設のものとみられます。
左にあるのが仮設の屋根です。
随分と低く圧迫感のある屋根でした。
この屋根が順次取り払われて、開放的になりつつあります。
こんな感じで、恵比寿方に向かって立派な屋根が延びつつあります。
ちょうど写真右奥の屋根が途切れた辺りが、ホームの南端になるのだと思います。
仮囲いの内側となる線路側では、両側でホームができつつあります。
今は狭くなっている首都高の下辺りの通路の部分も、広がればだいぶ通りやすくなるでしょう。
そういえば、前回触れた首都高の下の白い鋼材ですが、なにやらこの位置で本設らしいですね。
ホーム下の構造において、首都高を潜る位置はこの構造でなければダメな理由があるのでしょうか。
このように、鋼材の上にホームの梁が並ぶような形になっていますね。
橋桁のような位置付けに見えます。
これから屋台骨を担う鉄骨もあれば、これから去って行く鉄骨もあります。
くたびれた様子で、ボルトを最低本数以外抜かれたその姿。
自らの運命を悟った大きな部材には、長年支えてきた荷重を労いたいような、そんな哀愁を感じます。