#422 渋谷駅線路切換工事 5/26~27② | 関東土木保安協会

関東土木保安協会

Kanto Civil Engineering Safety Inspection Association

~ 土木の迫力 機械の技術 礎となった名も無き戦士達の魂 ~
関東土木保安協会は、鉄とコンクリートの美学と保全活動を追求します。


渋谷駅線路切換工事、架橋工程の続きです。


月明かりも作業を照らすなか、風もなく好天に恵まれ順調のようです。


バーナーによる旧橋桁解体が続けられています。
切断された鋼材は次々とトラックへ搬入されていきます。
貨物列車の専用線から旅客線化まで、渋谷の街の発展と鉄道網の進展を見届けてきたこの橋桁も、きっと後任にエールを送っていることでしょう。


真剣な面持ちで進捗を見守る作業員ら。
このように工程の合間では待機していますが、自分の作業の持ち分が近付くと一斉に各所へ繰り出します。


時刻は1:30過ぎ。
終電も終わり、通行人も減ってきました。
その街中には、黄色の反射材が照明に照らされキラキラと輝いています。


ここで、2:00少し前くらいだったでしょうか。
徐々に下がってきた橋桁の両脇からは、作業員らが退いていきます。
橋桁を下ろす工程が無事完了したようです。


そして作業は撤収工程へ。
待機していたクレーン車がその長いブームをグルグルと回転させ、橋桁の方へワイヤーを降ろします。


宙に浮く装置。出てきたのは、橋桁を横にスライドさせるために用いた装置とのことです。
なるほど、橋桁の下に左右に張り出したデッキ状の部分は、この搬出作業のために設けられたのでしょうか。


あれよあれよという間に、南側2基と北側1基を1台のトラックに収容です。
トラックはすぐにバックヤードへ引き上げていきます。


待機していたもう1台のトラックにも北側の残り1基が積まれます。
雑居ビルや街路樹が阻むなか、するするとオペレーションを進めます。
勿論ブーム下は危ないので立ち入り禁止です。


トラックへ下ろしたところです。
工事中ずっと見えていた、後ろの東急百貨店との組み合わせも、いい思い出になりそうです。


おや、奥の方から別のトラックが出てきました。
これは旧橋桁の解体品を積んだトラックですね。
見事にバーナーで焼ききられています。
鉄屑として扱われるのでしょうが、端切れでもいいのでモニュメントにして飾っても将来懐かしめるアイテムなのでは、と少し惜しいですね。


さて、最後に橋桁まで戻ってきたところで今回の取材は終了です。
ピカピカの橋桁、心無き渋谷らしい悪戯に遇わなければと願うばかりですが、折角ですので何かしらの掲示などすればいいのにと思います。
何か計画はあるのでしょうか。


今回は埼京線上り線の工事でしたが、次回以降も工事はまだまだ続きます。
埼京線下りが新ホームと新線になった段階で下り線側も、同様に山手線側もホームの完成に合わせるように、宮益架道橋はそれぞれ掛け替えられていきます。


まずは、6/1の夜から開始される旧線撤去と新ホームへの連絡通路設置工事が大きいところですね。
毎日でも、時々でも、渋谷駅を利用される皆さん。
これからも駅の改良を心待ちにしていましょう!
それでは、皆様お疲れさまでした!