目まぐるしく環境が変わる中、
怒涛の日々を過ごしてる。

季節が変わったことに
取り残されそうな毎日。


子ども達も夏休みに入り、
先日、モコの通う特別支援学校の
個別面談があった。

高等部に入ってから
1学期があっという間に過ぎ、
入学してからの様子や夏休みの様子、
進路の事などについて共有した。

高等部1年生の夏休みは、
事業所見学が宿題になっている。
目星をつけている事業所は2箇所、
その他に短期入所の見学も行く予定。

就労Bは絶対無理かな。
と最近まで思ってた私だけど、
校内実習の様子を聞くと、
見立てがつくと簡単な作業も
数時間集中してできるようで、
その報告にビックリした。

生活介護や入所を決めてる場合は、
校内実習の時間は必要ないのでは?
とすら思っていた私は、
モコの「できる可能性」を
潰していたんだ。

親が最初から無理と決めつけたら、
挑戦するチャンスすら奪う。

「当然できない」の
長年の経験と思い込みが強すぎて、
チャンスを奪っていることすら
気づかずに。

体験をしてみる事の大事さに
今更ながらに気づく。

少し選択肢が広がったところで、
近隣の就労Bを調べてみると、
事業所によって全く異なり、
ゆるゆると穏やかに過ごせそうな
モコにピッタリの事業所が
どうやらありそうだ。

それから
お散歩や体を動かす事中心の
生活介護の事業所も。

と同時に、
施設入所も全部視野に入れて。

どう転んだ場合でも
二の手、三の手打てるように。

多分3年間はあっという間だ。


入学してからの3ヶ月半、
入学式のモコは
それはもう、前代未聞な。

先生におんぶされて
きゃっきゃっと大はしゃぎしながら
連れていかれる始末な、
高等部1年生。

私も先生たちも
誰がどう見ても、
これから始まる学校生活は
不安要素が山積みだった。

それが、
入学から2週間も経つと
もう既に落ち着き、
教室にも普通に馴染んでいたそうだ。
実はちゃんと周りを見ていて、
順応する能力も高そうだ。

今では
クラスの新しく支援学校に
入学してきた生徒たちも、
モコをお世話したり可愛いがってくれて
アイドルのような存在だと
おっしゃってくださった。

校内を歩くと他の学部の先生方も
たくさん声をかけてくださり、
本当にみんなから愛されている事が
伝わってくるとの事。

体が小さいことに加え、
愛嬌の良さが相まって
抜群の癒され愛されキャラである事は
間違いない。

「愛される力」は
健常の私たちにとっても
大事なことだと
先生がおっしゃってくださり、
まさにその通りだなと思う。

どこに行っても
この先の人生においても
ずっと使う力。

総じて「生きる力がある」と
太鼓判を押されて帰ってきた。

そこ、
1番大事だね。

大事なことは
見失わないように。


こんがらがった毎日に
1つのことだけを話して
1つのことだけ考える時間は、
癒されるものなんだなぁ。

と、改めて思った。

分解は大事。

細分化した
ほんのその小さな
ミクロの部分だけに集中したら、

その部分を今度は
違う角度から見たら・・

その繰り返しで
いつの間にか
紐が解けていくんだなぁ。

全部が良い方向に
進むように。