女性社員同士の仲が悪い。 その間にはさまれたときに上司としてすること | 教え上手になる!後輩指導のコツ 接客・チームづくり

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25年勤めたアパレル企業で、店舗管理・接客指導・社員育成を経験してきました。
現在は研修講師としてサービス力アップやチームづくりのコツをお伝えしています。
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女性社員同士の仲が悪い。
その間にはさまれたときに上司としてすること
 
 

こんにちは。

 
「女性社員・スタッフ」を味方にして
最強チームをつくる
女性社員育成コーディネーターの平田京子です。
 
 
女性が3人以上集まれば
もめごとが多そう…
と思われる方も多いと思います。
 
 
本当に、そんなに多いのか?
と聞かれると
私の感覚では表沙汰になるものは
多くはありません。
 
誰でも
気の合う人合わない人が
多かれ少なかれいると思いますが
そこは
お仕事だからと割り切ってくれているのも
あるのかもしれません。
 
でも
 
過去に
 
「もー、合わないんです。」
 
と、お互いが言い合うほどに
仲が悪い女性社員たちがいました。
 
どちらかが合わないと言っているのではなく
どちらも同じように
合わないと言っているのです。
 
間にはさまれた男性上司は
あちらからも
こちらからも
不満を
聞いて大変そうでした。
 
もし、あなたが
この間に挟まれた上司なら
どうするでしょうか?
 
 
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まー…まー…
 
と、あちこちに
言って、事を荒立てないように
されているかもしれません。
 
でも、なかなか丸くは
おさまらないものです。
 
 
女性社員の仲が悪くて
間にはさまれてしまったとき
上司にしてほしい
最初の行動は
 
不満に耳を傾けることと
 
なおかつ
今後、この事を
きちんと考えていくということを
社員たちに伝えることです。
 
 
「お互いが、楽しく働けるように考えていこう。」
 
と、いうような簡単な言葉でいいです。
 
 
 
これだけ?
 
と思われるかもしれませんが
 
「じゃー、こうしよう!」
 
と、急いで解決策をだそうとすると
 
「そんな簡単なことじゃない。」
 
と社員たちに思われかねません。
 
まず
 
最初は受け止めることです。
 
受け止めてもらうと
女性社員たちは
少しは気持ちがおさまって
冷静になれることもあるでしょう。
 
 
 
私が
上司がきちんと受け止めることと
これから考えていくという事を
しっかり伝えることが大事だと思う理由は
 
女性社員たちの不仲をそのままにした為に
チーム全体に悪い影響を与え
 
さらに、メンバーから信頼までも
無くしてしまった上司を見てきたからです。
 
 
先ほどの男性上司の例では
女性社員たちの不仲の話が
大きくなったときには
もう
簡単には修復が難しい状況でした。
 
 
結局、男性上司は
その女性社員たちが
2人きりで同じ作業や
会話をしなくてもいいように
働く時間や出勤日を調整しただけでした。
 
一見、解決したようでは
ありますが
実は
全く、解決していません。
 
 
女性社員たちが
仕事で関わる日が減ったことで
男性上司のところに届く
不満の声は減りましたが
誰から見ても
女性社員たちの不仲がわかる状態になりました。
 
 
そのうち
仲が悪い女性社員たちに
チーム全体が
気を使わなければならなくなりました。
 
チームメンバーが
そのことに不満を感じると
 
「全く、この状態を
どう思ってのるのよ!」
 
と、上司に対して一気に不満が集中します。
 
もともとは
女性社員たちの仲が悪いことが原因なのに
上司のところに
チームメンバーの批判が集中してしまうのです。
 
そうなるとチームとしては
悲しいかな
なかなか、成果をあげるどころではありません。
 
上司が、この件を
放置していると見えてしまうのが
1番、残念なことなのです。
 
 
 
放置の姿勢ではなく
あなたがこのことを
きちんと
受け止めているという姿勢を
伝えることが大事なのです。
 
 
 
解決を急ぐあまり
面倒くさそうに対応したり
その場かぎりの対応は
ますます事が大きくなりがちですので
お気をつけて。
 
 
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