言語で重要な語順に慣れるには? | Kazuのかんたんドイツ語 【文法・語法・会話】

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ドイツ語は難しい?いえいえ、実は英語よりも簡単です。挨拶・発音・数字から、ドイツ語を簡単に分かりやすく解説します。単語の増やし方、動詞・前置詞の格支配や名詞の性の学び方も解説していきます。マルチリンガルの私が、外国語一般の学習方法についても紹介します。

外国語の文法の中で、一番基本的な話が、語順の話だと私は考えています。

 

というのが、文を構成する要素を大きく分けると、

誰が(S主語)何を(O目的語)」「どうする(V動詞)」の3つになります。

もちろん、細かく見ていけば、他の要素(副詞)もありますが、それは枝葉の部分なのでカットします。

 

言語によって、その語順が決まっていることが多いです。

 

日本語の基本的な語順が

誰が(S主語)」「何を(O目的語)」「どうする(V動詞)

の順です。

 

言語学でSOV語順という言い方もします。同じグループにドイツ語もいます。

 

 

ドイツ語の場合、日本語と違う点もあります。

 

短い文だと動詞が2番目に来ます。

ただ、助動詞と一緒に使う場合、文の1番最後に動詞

というパターンもあります。

 

この動詞が最後に来るパターンの場合、意味上大事な動詞は一番後ろです。

 

ドイツ語の語順について詳しく知りたい方は、次の2つの記事をご覧ください。

 

 

 

 

さて、世の中には、この順番ではない言語もあります。

 

例えば、英語・中国語。

誰が(S主語)」「どうする(V動詞)」「何を(O目的語)

 

この順番です。

日本語とは言葉の並び方が違います。

 

英語の授業で何となくSVOというのを聞いたことがあるかも知れません。

 

その他に4文型がある?今回はどうでもいいので無視します。

 

ただ、この「誰が(S主語)」「どうする(V動詞)」「何を(O目的語)」の並びのSVO言語は、

往々にして語順が厳格だったりします。

 

 

他にも、SVOの3つの要素の語順に注目した分け方をした場合、

日本語・ドイツ語のグループのSOVの語順の言語と、

英語・中国語のグループのSVOの語順の言語とで、全体の8割程度を占めています。

 

そして、それに続くのが、

語順が自由な、ラテン語などのグループ、

VSOの語順の、アラビア語・ヘブライ語などのグループになります。

 

 

ただ、日本語話者が、英語を習うことを考えると、

語順が違う言語って、やはり慣れるのに時間はかかるんですね。

 

というのも、普段話している言葉の順番と異なる訳ですから。

 

ある意味、その語順に慣れるために、英語で文を読む・話す練習をする必要があると思っています。

 

実際、日本の授業であるように、和訳するだけでは不十分で、

出来上がった文を読んで口を慣らしていく必要は絶対にあります。

 

意味を取ることも大事ですが、意味をある程度理解できるようになったら、その文章を音読することを意識することは非常に大事だと思いますよ。

 

 

 

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