「1.17」 | ♪大器晩成型 人間になろうよ♪  カンタカ の  ☆幸せ こころブログ☆

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「今、ここに生きている」 ことを思いついたまま 自由に綴るブログです。  明日の幸せを 夢見て。。。

今日は、門戸厄神、東光寺に行ってきました。

少し遅い、初詣です。

小さい時から毎年通っているんですが
関西では有名な、「厄払い」を祈願するお寺です。





年齢のことを言うのは嫌ですが
今年は、「後厄」で・・・
3年間続いた厄年の最終年です。

そういうこともあって、気合を入れて御参りに行って来ました。

昨年は、新たな就職先も決まり、新しいスタートを切ることが出来ました。
そのことのお礼も兼ねて、参りました。


今年、お祈りしたのは
「厄除開運」、そして「結婚良縁」です (;^_^A

あとは、新しい仕事を順調に邁進していけるように。

そして、家族全員の安全と健康祈願。。。

「どれだけ、お祈りしてるんやっ!」って感じですが

毎年参拝しているお寺ですので
仏様もお許しして頂けるかな? なんて。





雨や小雪も舞うような寒い一日だったので
少し参拝客も少なかったですが・・・

こういう日に参拝したからこそ、御利益が回ってくるかな?と思いつつ
帰路につきました。。。







あと、今日は、忘れてはならない一日です。

兵庫の阪神間に住む私にとって、後世に伝えていかなければならない日です。


今から20年前、私が大学3回生の冬でした。

就職活動と後期試験の準備で忙しい時でした。

私は、自宅で被災しました。

後から聞くと、15秒程の揺れだったそうですが
私は、1分以上揺れているかのような、長い時間でした。

自宅の倒壊は免れたものの
壁には至る所に、ヒビが入り
あの重たい冷蔵庫が、1メートル近くも移動してしまう程の大きな揺れでした。

本当に、「死」を覚悟しました。

私の家族、親族は、全員無事でしたが
その後、連絡の取れなくなった友達もいました。


震源地が、少しズレていたら
私の自宅は倒壊し、私は死んでいたのかもしれない・・・

私は、たまたま生き残りました。

その気持ちは、今でも持ち続けています。



日本は、自然災害の多い国です。

だからこそ、平凡に生き続けられることに感謝しなければならない、と思っています。

日常が、非日常になってしまうと
普通に行っていることが、出来なくなってしまいます。

電車にも乗れない、車にも乗れない、少しの移動も出来ない

人生を決めかねない、大学三回生の冬に震災が起こり
その後の就職活動は、散々なものになりました。

電車が復旧したのは、震災から半年後・・・

就職活動どころでは、ありませんでした。

そんな運命を恨んだこともありましたが


でも、生きていただけで良かった、と思わないといけない

もっと苦労している人達は、いっぱいいる


なので、あの震災から20年経った今でも

言い訳にはしたくない、と思っています。



色んなことが起こり、人生は左右されてしまいますが・・・

そういう不運と言うか、運命と言うか
そういうどうしようもないことが起こることを

私は、後世を生きる人達に伝えてはいかなければならない、と感じています。


あの震災を、震災を知らない人達にどう伝えるか?
そして、何を伝えたいか?は

人それぞれ、想いはあると思います。


必死に積み重ねてきたことが、一瞬の出来事で、崩壊してしまうこともある。
長い人生、何が起こるかわからない。


自然災害に関わらず、事故に巻き込まれてしまったり、犯罪に巻き込まれてしまったり
経済の不景気、流れに巻き込まれてしまったり

自分に非がなくても

色んな不幸に巻き込まれてしまうことは

生きていく中では、避けては通れないことなんだ、と思っています。


私は、そういうことを伝えていきたい・・・

そう思っています。



震災で学んだことは、いっぱいありますが

それを経験した人は、後世に伝えていかなくてはならない義務がある、と思います。


20年だから

それを節目にしてはいけない、と思います。


少しでも、心の中の記憶に残っている限り・・・

あの日のことを思い出したい、と思います。



私の中の人生の記憶



大切な、大事な、貴重な、出来事だからです。