「これが最後・・・」とか思わない方が良い | ♪大器晩成型 人間になろうよ♪  カンタカ の  ☆幸せ こころブログ☆

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「今、ここに生きている」 ことを思いついたまま 自由に綴るブログです。  明日の幸せを 夢見て。。。

もう冬も終わりですね。

私の住む兵庫では、2回ほど積雪がありました。


今年の冬は、例年に比べ、寒かったのでしょうか?

しかし、この異常な寒さや大雪も、回り巡っては「地球温暖化」が影響しているそうで

北極の氷河が温暖化のせいで溶け出して

その影響で、色々な異常気象に及んでいるそうです。



ところで、4年に一回のスポーツの祭典

冬季オリンピックも閉幕してしまいました。


やはり今回も色々なドラマがありました。

本命と見られていた選手がメダルを取れなかったり

一生懸命ベストを尽くしたけれど、メダルに届かなかった選手


さすが4年に一回の大舞台

いつもと同じ力を発揮出来る方のが、至難の業なのだと思います。



「悔いのないように」とか、「失敗しないように」とか

思えば思うほど、目には見えないプレッシャーに襲われるように感じます。


そういう中で・・・

このオリンピックを最後に、「引退」を考えている選手のプレッシャーというものは

私達が想像する以上に、プレッシャーを強く感じて

競技に挑んだのであろうと思います。


しかし

必要以上のプレッシャーを自分に掛けてしまうと

いつもとは違う自分、平常心ではいられない自分に陥ってしまいます。


「練習通りの競技(演技)が出来なかった・・・」

それは、自分自身で普通ではない心理状況を作り上げてしまった他ありません。


4年に一回というオリンピックというだけでも、相当なプレッシャーに襲われるのにも関わらず

それにも増して

「これで最後・・・私はこれで引退する。」

そう自分の心の中で決めて、競技に挑むのは

さらなるプレッシャーを自分に与えてしまっているように思います。



例えば

好きな人に会うなど、「これで会うのが最後・・・」と強く思いながら、待ち合わせの場所に向かう時など

大概の人は、普通の心境ではいられないと思います。

色々な思い(悲しみや苦しみ、今までの感謝の気持ちなど)が交錯して

もし出会った後でも

会話がぎこちなくなったりして、到底普通の自分じゃいられないと思います。


それと一緒で

必要以上に、「これが最後なんだ・・・」と思ってしまうと

普通の自分の力すら出せなくなってしまう状況に陥ってしまいます。


プレッシャーに弱いと自覚している人

すぐに緊張してしまう人

自分を見失いがちになる人・・・・・


そのような人は

もしこれが最後・・・であったとしても

そのことを必要以上に強く考えてしまうと

今まで感じたことのないようなプレッシャーに襲われてしまう確立は高くなってしまいます。



「今までの集大成を見せたい!」と言っていた真央ちゃんが

もし羽生くんのように、4年後のオリンピックを見据えて

今回のオリンピックに挑んでいたとするならば

あれ程までに演技中に、自分を見失うようなことはなかったように思います。


「自分には、まだこの先がある・・・」と思うのと

「自分には、この先はもうない・・・」と思うのでは

自分に与えるプレッシャーは、きっと雲泥の差ではないでしょうか。


以前、このブログにも書きましたが

「これが最後・・・」と思ってしまうと、本当に心の逃げ場が無くなってしまいます。


簡単に言えば

「心の余裕」や「心のゆとり」という言葉になってしまうのかも知れませんが

それを持つためには

「これが最後・・・」と思って、自分を追い込み過ぎないようにしなければなりません。


誰でも、追い込まれた状況では、緊張もしてしまいます。

平常心も失ってしまいます。


だからこそ

必要以外のことを考え過ぎて、プレッシャーに押し潰されない心の持ち方も大切のように感じます。



「これが最後・・・」と思うのは

自分が息絶えて亡くなる時だけで、きっと良いように思います。


競技生活が終わったとしても

その後の長い人生が、自分には待ち構えている訳ですし・・・

これからもっと辛いことが待ち構えているかもしれません。


そう思えれば

「これが最後・・・」と、必要以上に思って、プレッシャーを強く感じていた自分が

ちっぽけな小さな人間に思えるかも知れませんね。。



「まだまだ次があるんだ・・・」


どんなに追い込まれても

その気持ちは、忘れてはならないように思います。


例え、失敗をしても、そして落ち込んでも、いや、復活出来ないくらいにダメだと思っても

「まだまだ次があるんだ・・・」

「自分には、まだ違う道があるんだ・・・」

「やり方を変えれば、きっと結果は違うんだ・・・」 と思えるくらいの


心の余裕、ゆとりを持って


ぜひ前を向いて、自分の道を歩んで欲しい思います。




オリンピックを見ていると

いつも考えさせられます。


時間(練習)の重たさ

チャンスを掴む難しさ

そして

自分の力を出し切る、精神力の強さ



4年に一回の祭典


「本当に、お疲れ様でした。」と素直に言いたいと思います。