こんばんはアップ

本番に強くなる!メンタルコーチ 

若林佳奈です。

 

 

 

 

 

マルチタスク

テクノロジーの発達のおかげで

いろんなことが同時に処理できる環境が整っています。

 

いろんなことが同時に処理できて

早く仕事が終わって

その分皆さんの生活が豊かになる

子育ても余裕になって

子供との時間も楽しくなる!

 

そういったことを

全てテクノロジーが解決してくれるのでしょうか?

 

テクノロジーがマルチタスクを可能にして

生活に余裕が出ることは理想ですが

本当のところ

現実は甘くないのが答えになります。

 

 

その理由は

 

人の脳はマルチに情報を処理することができない!

ことにあります。

つまり、一つのことに集中することはできても

同時に行うことはできないのです。

マルチタスクを行っている時は

同時に行っているように見えて

違うことをするには脳をスイッチし集中し直す

そんなことを脳は繰り返しています。

 

例えば

返さなくてはならないメールがたくさんある場合の話をします

メールを作成している途中に

電話がかかってきました。

電話が終わってメールに再度取り掛かってみたら、

違うメールを受信し、早急に返信する必要があったのでメールを作成していたら

最初に処理したかったメールのことはすっかり忘れていて

もう疲れたーと思って、コーヒーブレイクをして

その後またメールを返す取り掛かるけど、何だか集中できない時に

電話がまた鳴る

 

 

といったように

集中したくても、注意が散漫になって

物事が完結せずに疲労だけ溜まった。。

 

という経験はないでしょうか?

 

 

こんな論文があります。

メールの確認頻度が少ない方が、ストレスが少ない!

https://doi.org/10.1016/j.chb.2014.11.005

 

内容をざっくり説明しますが

1日にメールを12回以上確認する人は、メール確認が5回以下の人よりストレスを感じやすくなる

といった内容の論文です。

 

 

メールを見て、仕事をして、メールをみてと

メールを確認するということを仕事の合間にやっているとします。

このようなことを繰り返すことは

集中力を散漫にしてしまっていることと同義になるのです

集中を散漫にし、マルチタスクをするということは

集中力・注意力を脳の中でスイッチしていることになります。

この『スイッチ』は、脳は多大な負担としてのしかかっています。

そしてその負担は徐々に溜まる

『塵も積もれば山となる』状態。

気づかずに、なぜかわからないけど疲れた状態になってしまうのです。

 

マルチタスクをしている人は

『ちりつも』スイッチングを頻繁に行っているので

脳は疲労するし、ストレスに感じやすいとも言えます。

 

 

脳ストレスをいますぐ感じるエクササイズがありますが、

これは実際の講座でないと実感していただくことは難しいので割愛させていただきます

 

 

 

『ちりつも』ストレスが多い状態では

ドーパミンという脳の快楽を感じさせるホルモンを出したい!

という気分になります。

 

例えば

お腹が空いているわけではないのに、甘いものを食べてしまったり

調べたいことがあるわけでもないのにネットサーフィンをしてしまったり

 

 

上記のような行動は

すぐにドーパミンが出て『快』で満たすことができます。

 

 

ただし、ドーパミンにも欠点があります。

ドーパミンが出て、『快』に浸り、気分をよくしてくれますが

ドーパミンの『快』は長続きしてくれないことがわかっています

一瞬でドーパミンの『快』は終わってしまうのです

 

そのうち『快』得られず『不快』になって、さらに『快』を求めようとする。

これが無限ループになると悪いストレスが溜まる。

ストレスの『負』のループになってしまいます。

 

 

マルチタスクで疲れて、『快』のマルチタスクで補おうとする。

『快』『不快』の無限ループ

悪いストレスの無限ループになるのです

 

このストレスの無限ループに陥らないために必要な技術。

マルチタスクをしても壊れない心を作る技術。

 

私のメンタルコーチング講座でお伝えしています。

 

ストレスを制すものは

人生を制す!

 

人生の波を自由に乗りこなす

子育てにおける罪悪感から解き放たれる!

お子さんとの対話力にも生きる!

自分の自由時間も作り出せる

満足度が高い人生が送れる!

 

ストレスから解放されるギアチェンジエクササイズ

一緒にトライしてみませんか?

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます。