犬は関係ない話ですが、自分の記録として…
昨日3月27日(水)の朝飛行機で、20才になった娘が婚約者の待つインドネシアへ旅立ちました
娘と過ごすラスト一週間は、本当に早送りみたいに目まぐるしい日々で、あっと言う間に当日になってしまいました
このまま移住なので、でっかいスーツケース2つに中くらいのスーツケース1つ、そして手荷物
旦那と息子が荷物運び手伝いで、一緒に新幹線で東京まで。末っ子もついていきました
26日(火)午前にみんなを金沢駅まで送って家に戻って来てから大変でした
そこまではなんでしょう。全く実感が湧いてなくて、目の前にあるいっぱいのしないといけないことをただ淡々とこなしていたんですが、家に入った瞬間、突然胸に大きな穴が開いて、冷たい風がビュウビュウと
これ、本当なんなんでしょうね。気持ちの問題なのに、本当に物理的に穴が開いて風が吹き抜ける感覚。
もう長女がここに戻って来ることはないんだと言う実感が突然湧いて来て、大号泣してしまいました
湧き上がってくる感情は、ただただ娘への申し訳なさ。最後の3ヶ月弱、仮の住まいで仮の生活。こんな形での見送りしか出来なかった自分の不甲斐なさ、申し訳なさ
でも娘が出発するまで、と言う条件で貸してもらっている親戚の家を早々に空けないといけないため大号泣しながら、娘が仕分けして残していった物達を片付け
頑張り屋の娘の、いっぱい書き込んであるノートや使い込んだテキスト
普通ならいつか懐かしく見返すために数年は置いて置けるものを、娘が居なくなったその日に処分しなければならない悲しさ
思い返せば、娘には生まれた時から、負担しかかけてなくて
大きいお腹で1日中山での捨て犬救済のボランティアイベントに参加したこと
まだ生後間もない、首が据わったか据わってないかの娘をクーハンに入れて、今はなき河北潟の金沢ドッグランで早朝から夜遅くまでチャリティーバザーに付き合わせたこと
暑い時期にまだ一歳になっていない娘をチャイルドシートに乗せて、能登島まで犬を届けに行って、戻って来たら娘の背中一面あせもで大変になってたこと
毎週毎週、センターの犬の搬入日はナナママに幼い娘を預けて犬を引き取りに行っていたんですが、動物病院やシャンプーなど作業がたくさんでお迎えが21時過ぎになることもよくあって、迎えに行くと大喜びで駆け寄って来てた姿
保育園時代は、犬の作業が終わらず、お迎えがいつも19時ギリギリ。外が真っ暗な中、2人でぽつんと保育園で待ってた姿。
完全ボランティアで、活動当初は自分の貯金を切り崩して活動していて、わずかなパート代は保育料に消え、本当にお金がなくて、子どもの衣類も道具類もほとんど貰い物のお下がりで、一度だけ娘がどうしても欲しいと言った水筒を買ってあげる余裕がなくてお店で大号泣させたこと
今住んでいる家が、娘が生まれる前〜5才まで、年間300頭超の保護犬を受け入れ、1番大変な時期をすごした家なのもあってか、幼い娘が小さい身体で我慢して耐えてる姿ばかりが思い出され、娘に申し訳なくて申し訳なくて
どこへ行っても、大人しいね、良い子だね、って言われた娘。
空気を呼んで我慢してることに甘えて無理を強いていた日々がどんどん思い出されて
自宅に常時保護犬50頭とかいる中での子育て
大丈夫だよ、いつかお母さんのしてたことの意味をちゃんと理解してくれるよって言ってくれる周りの人達の支えの中、なんとかやっていたけれど
私が自分のやりたいことを貫くためにかけたあまりに重い負担
全てが私の肩に乗っかっていたカン太ママのドッグレスキューから、みんなでする石川ドッグレスキューに活動形態を変えて、転居して、それからはずいぶん負担が減ってその後は家族孝行出来るようにはなりましたが…
娘の幼少期を思い出してはひたすら涙の二日間でした
昨日は仕事中なのに途中泣いてしまったり、メンタルヤバかったですが、今日は大丈夫でした
過ぎ去った日々はどうしようもありません
これから母になるであろう娘。いつか子供を連れて来たら、めいいっぱい娘も孫も甘やかして、娘の幼少期の頃の恨み節を甘んじて受け入れようと思います
娘が大きくなってからは、いっぱい趣味にも付き合って、高校、専門学校と朝夕の送迎もして、本人のやりたいこといっぱいさせて、応援して、友達みたいな母娘になってた(つもり)なので、突然こんな精神状態になって、自分でもびっくりです
深層心理って自分では分からないものですね
娘から、旦那様とツーショットの笑顔の写真が送られてきてほっとしました
遠い日本から、娘の幸せを願っています
明日は休みなので、引越しの方も進めないとです…が、今日新規の犬2頭受け入れして、仕事帰りに動物病院に寄って、その後の段取りも色々して、明日お届けやらなんやらまたまた忙しい🌀
とりあえず一つ一つ、目の前のことやっていきます💦