昨日は朝から色々関係機関と連絡を取り合い、一つの電話を終えるとその間に何件もの留守電が入っていて、またそれをかけ直している間にもまた留守電が…とまさにてんてこ舞いの日でした


部分的に集まった情報を収集したところ、県は被災犬の一時預かりはせず、引き取る際に飼い主に所有権を放棄してもらい、引き取った犬は里親募集をかける方向で動いている可能性が高いです


春に新センターが完成するまでは、県には犬の一時保管場所がほとんどないので、センターでの長期預かりは実際問題不可能で、、


今自分自身、絶対に犬は連れ込まないでと言われた親戚の家に、絶対犬で汚したりしないからとお願いしてお願いして、やっとうちの子を置かせてもらってるのですが、もし今回の家に住むためにうちの子を手放すよう言われていたらどうしていただろうと


犬、猫、ペットは家族なんです。末っ子を手放せ、所有権を放棄しろ、と言われて、じゃあお願いします、なんて簡単に手放せるもんじゃないんです


成人式の着物をうちの末っ子にもお披露目↓

大事な大事な家族です


今あちこち連絡を取って、なんとか被災した犬達を預かって、落ち着いたら飼い主さんに戻せる流れを作れないか色々模索しています


やはり今回自宅も事務所も失ってしまったこと、あまりにも痛いです。。

肝心な時に犬を預かる場所がないなんて…


昨日被災柴犬を預かりましたが、元々噛む犬で、飼い主さんも何度も噛まれていて、外で長い紐で繋いで自由にしていた子なため、結局昨日預かった預かりさんがもう無理と。。


能登の方は飼い方が昔の飼い方で、外で繋いで飼うのが一般的。お散歩行かずにリードを放してセルフ散歩、メス犬も不妊手術せずに野放しで、生まれた子犬がカラスや野生動物に食い殺されたり、用水を流されたりしても知らん顔…、下手したら生まれたての子犬、子猫を畑に埋めたり、川に流したりみたいのが、当たり前にあって、能登の飼い方をなんとかしたい、と言うのか私達の長年の悩みどころでした


もちろん今の意識の若い人や、ちゃんと飼われている犬もたくさんいますが、昭和の飼い方のままの犬猫もたくさんいます


課題が山積みです

明日からは私も仕事に復帰。仕事に、持ち込んだ荷物の後始末に、家族のことに、犬のボランティア

ちょっと考えただけで気が遠くなってきます


でもやれることを一つ一つこなしていくしかありません


休み明けに石川県の方針、石川県獣医師会の方針、全国獣医師会の方針などが発表される予定です

希望のある結果を期待しつつ、今!避難したい犬猫連れの方の対応はストップしています


また具体的なことが決まりましたら報告します

必要なものがあったらまた協力の呼びかけします

その時にはお力貸して下さい🙇‍♀️