大学時代、ミュージカルが好きな友人がいて、何度か、一緒に観に行ったんです。
実際に観に行くと、これが、なかなかいいもので。
彼に誘われて、5~6回ほど、観劇したでしょうか。
で、どのミュージカルだったかな。
主役の女優さんが、こんな台詞(セリフ)を言ったんです。
『頑張らないの❗ リラックス❗️』
『実にいい言葉だなぁ~』
と、しみじみ感じていた半面、当時は、その台詞(セリフ)の、『真意』が分かっていなかったこともあり、その後は、自分の中で、
『言葉だけが独り歩きしている』
ような状態でした。
以前、私は営業のお仕事をやらせて頂いてましたが、思うに、
メチャクチャ頑張ってましたね(笑)。
ミュージカルの台詞(セリフ)とは裏腹に。
毎日毎日、ド真剣で、笑顔なんか、ほとんど無かったなぁと。
だから、
『楽しいか/楽しくないか』
で言うと、やはり、
『楽しくない』。
ただ、ずっと、成績(実績)はトップでしたので、ある意味、楽しいところもあるんだけれども、でも、
『心の底からは、楽しめていない』
というのが実情。
結局のところ、『頑張るという概念』が発生する根底にあるのは、
『自分が、本当に心の底から望むことが出来ていない』
『自分の魂が望んでいる方向性から外れている』
『自分の志やお役目に沿ったことが出来ていない』
ということだと思うんです。
ゆえに、
『頑張らなければならない』
し、当然ながら、
『楽しくない』
と。
逆に言えば、
自分の魂が本当に望むことや、『志』を見つけてしまえば、すべては吹っ飛ぶ。
『魂レベル』で、あたかも、自動的に身体が反応するかの如く、動けるのであれば、『頑張る』という概念どころか、『シンドさ』や、『疲れ』を感じることすらない。
やはり、大事なのは、そこだと思うんですよね。
あと、自分の魂が本当に望むことや、『志』に基づいて行動出来ていれば、『力み』がなくなります。
云わば、
『自然とリラックスしているような状態』
になる。
そして、これこそが、
『最高のパフォーマンスを発揮する状態』
でもあるんですよね。
先述の、
『頑張らないの❗ リラックス❗️』
という台詞(セリフ)は、核心を突いていたというわけです。
私自身、自分の志や、魂が本当に望んでいることが分かって以降、不思議なくらい、身体から力が抜けました。
今では、
『これでいいんだ』
と、ごく自然に考えることが出来ています。
この状態こそが、
『本来の、自分の生き方』
だったんですね。