環境ホルモン |  鹿児島県伊佐市の漢方薬剤師のブログ

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『病気にならない・治す』をテーマにした自然派薬剤師・国際中医師のブログ。年間約7000枚の処方箋せんを調剤しながら疑問が…。病気になりたくない!ダイエットしたい!赤ちゃんが欲しい!ご夫婦を食養生、生活上のアドバイスをしながら応援している薬剤師

    にちは。鹿児島県伊佐市大口の自然派漢方薬剤師の前野 聡一郎です

    ブログを読んでいただきありがとうござます

    →→→笑顔あふれるマエノ薬局のホームページ

    ご存知でしたでしょうか

    「油脂の強い食品を直接包んで、電子レンジに入れないでください。」

    ラップの使用上の注意に書いてあることを…。


    「環境ホルモン」の正式名称は「外因性内分泌撹乱物質」といい、少し難しい名称ですが作用として私たちの体内に入ってホルモンの働きに影響を与えたり、分泌や働きを乱したりすると言われているもののことをいいます。例えば、生殖異常、妊娠中の胎児への悪影響、乳がん細胞を増殖させるなど

    通称 塩素系のラップを燃焼させるとダイオキシンなどの環境ホルモンが発生するといわれてます。油性の強い食品を直接包むことで、高温になり溶けやすくなることから注意事項となっています。
    ダイオキシンの人体への影響として甲状腺機能低下、生殖器官の重量や精子形成の減少、免疫機能の低下がいわれています。

    個人的には、おにぎりなどのレンジでの温めにも不安をおぼえます。

    気になる方は、無添加のポリエチレン系のラップが比較的安全なのでお薦めいたします。

    また 妊娠をお望みの方、妊娠中・授乳中の方へ

    気をつけたい環境ホルモンBPA(ビスフェノールA)

    保存用プラスチックコンテナに含まれる成分で、レンジで温めることによりその成分が溶け出し、妊婦の流産リスク80%も高める。
    (カリフォルニア スタンフォード大学の研究結果より)
    http://www.environmentalhealthnews.org/ehs/news/2014/apr/bpa-miscarriages

    という報告がされています。

    厚生労働省 ビスフェノールAについてQ&A
    http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kigu/topics/080707-1.html

    →→→男性のフタル酸濃度の影響「松林 秀彦(生殖医療専門医)のブログ」

    哺乳びんもポリカーボネート製のものも同様なことが言えますので、ガラス製の哺乳びんをお薦めいたします。ヨーロッパのEU圏では、子供の成長を阻害する恐れがあるとしてポリカーボネート製の哺乳びんは使用禁止になっています。(缶詰にも使われるエポキシ樹脂にもBPAが検出されます)

    環境ホルモンを生活からすべて取り除くことは不可能に近いです。

    身近なところでは

    「食品をプラスチック容器のままレンジで温めない」
    「ペットボトルに入れたまま高温下におかない」
    「缶詰をさける」
    「プラスチック容器のお弁当は、お茶碗などに移し替えてレンジで温める」

    などの対応が考えられるかと思います。

    またカップ麺も高温のお湯を注ぐのでなるべく控えたいものですね。

    皆さま、自分の身体は自分で守りましょう。

      お気軽にご相談ください。

      マエノ薬局ではこちらの地域からのご相談が特に多いです。
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