天気の良いこの週末、
窓を開け放していたら、
笛の音が、聴こえてきた・・・
「へぇ、近所で笛を吹いてらっしゃる方が、いるんだね~」と、
宏明和尚に、声をかけると、
「お墓から聴こえるよ」。
「えっ?お墓の前で笛を吹いてるの?ご先祖様が、音楽の好きなひとだったのかな・・・?」
「音楽には奉納の意味もあるからね」
知らなかった。。。
そうか、でも、レクイエムとかあるし、
亡き人にささげる音楽、というのもあるし。
(私のほうが、長生きをするかも、、、という前提で)
「いつか、お坊さんのお墓の前で、子供や孫たちと、弦楽合奏しようかな。
でも、他のお坊さんが、うるさいなぁ~って思うかな?」
「きっと、音楽好きな人もいたと思うよ」
観昌寺の墓地には、
お坊さんのお墓が、集まって建てられている一角があります。
その前は、ちょっとしたスペースがあります。
50年?いや、60年後ぐらいに、
一族で、「宏明和尚さ~ん、おじいちゃ~ん、聴こえますか?」
とか言いながら、ワイワイ、がやがや、
アイネ・クライネ・ナハトムジーク、みたいな、
軽快な曲を奏でられたら、
それもまた、幸せかも・・・と思いました。
(ちょっと不謹慎かな・・)