宏明和尚が、先日、京都の某法衣佛具店から、
頭陀袋を、購入しました。
頭陀袋は、和尚が、
檀家さんのお宅へ、お参りに伺うときだけでなく、
ちょっとした買い物とか、
郵便局へ、行ったりするときなど、
普段から、「かばん」として、使っているものです。
今回、購入した、この頭陀袋、
お値段は、9000円弱ぐらい、だそうですが、
残念なことに、少し、縫製に不備があり、
電話して、商品の交換を、依頼しました。
こちらから、不備のあった商品を、送ったあと、
新しい商品は、送られてきました。
ところが、商品とともに、
送られてきた手紙・・・
というか、コピー用紙に、印刷された文章を読んで、
あっけにとられてしまいました。
そこには、宛名も、送り主の名前も、
書かれていないばかりか、
不備に対する、おわびかな、と思われるくだりには、
「頭陀袋商品に少々検品が出して申し訳ございませんでした」
とあったのです。
てにをは、のマチガイよりも、
「少々」検品・・、におどろきました。
こちらが、商品の交換を依頼した、縫製の不備が、
少々検品?
少々って、なんだろう?
なんだか、頭の中で、いくつも?が、踊ってしまいました。
宏明和尚によると、この法衣佛具店さんは、
両大本山御用達の、
曹洞宗専門、だそう。
きっと、歴史ある、立派な佛具店さんなのでしょう。
でも・・・・
なんだか、とても残念な、気持ちになりました。