何かでおススメされて
図書館にもあったので
予約をしてようやく
順番が回ってきた本が
『FACT FULNESS』です。
副題が
10の思い込みを乗り越え
データーを基に
世界を正しく見る習慣。
特に面白いなぁ~と
思ったのは
『悪い』と
『よくなっている』が
両立する。
たとえば
早産で生まれた赤ちゃんを
保育器で育てている状況。
危険な状況なので
いろんな数値を測りながら
体調の変化に
気をつける。
そのうち
数値はよくなり
体調が回復してきたけど
まだ保育器からは出られない。
体調がよくなってきたとも
状態がよくないとも
どちらとも言える。
状況がよくなっても
心配ご無用と
いう意味ではない。
悪いとよくないが
両立するというのは
こういうこと。
なるほどですよねぇ~
白黒はっきりすることが
気持ちいいと
昔は思っていましたが
世の中そんな
単純じゃない・・・
副題通り
人は本能的に
いろんな思い込みを
してしまうので
そこに気づき改めていくと
いいですよ~ということが
主な内容で・・・
たとえば
他人や他国を
都合よく区分したがる。
かたよってしまう
ネガティブなことを
重視しやすく
怖い事に過剰に反応する。
とらわれる
これって般若心経だな~
と思いました。
般若心経を簡単に
わかりやすく
表現してくださったのが
薬師寺管長故高田高胤さんの
『かたよらない心
こだわらない心
とらわれない心
ひろく ひろく もっとひろく
これが般若心経
空のこころなり』
情報を取り入れながら
鵜呑みにし過ぎず
決めつけず
焦らず冷静に
判断できるように・・・
バランスを取るのは
難しいことですが
大事なことですねぇ・・・
詳しいところは
本を読んでみてください。