先週の
『歴史秘話ヒストリア』
（NHK)で
偉人の挫折秘話を
特集されていました。
３人紹介されていて
１番驚いたのは
細菌学者の野口英世さん。
黄熱病の研究をされ
たくさんの方の命を
救ってくださった方。
日本のみならず
海外でも功績を称えられ
銅像や道の名前に使われていると
聞く、すばらしい偉人。
寝る間も惜しみ、研究されと聞くと
どれだけすごい方なのだろうと
ずっと思っていたのですが、
なんと、浪費癖がひどかったそうで・・・
あらゆる知人から
金の無心をしていたそうで
しかも使い道が研究費ではなく
（多少はあったかもしれませんが）
遊郭に・・・だったそうで、
びっくりです。
お金を手にすると
つい行ってしまうそうで・・・
人様から借りたお金で
行ってしまうなんてどうしようもない・・・
その中でも１番ひどいエピソードが
留学費用の全額を
一晩で使ってしまったそうで…
ありえないですよねぇ・・・
なのに、お世話くださる方は
自分が借金してまで、
使い込んだ留学費用を
用立ててくださったそうで・・・
その理由は自分よりも
出世してくれるはず。
自分ができないことを
してくれる才能にほれ込んで・・・
だそうなんです。
散々踏み倒されても、
そう言って出してくださるって
ただ、ただ、頭がさがります。
さすがにそれ以降
心を入れ替えて研究に没頭され
皆に知られる偉業を
成し遂げられたそうです。
誰にでも欠点はあるのだから
そこを否定するのではなく
でも、それを上回る
いいところを伸ばせるように
周りが協力すると
人も変わっていけるんですねぇ・・・
そう思うと、今の時代は
窮屈になってるように思いました。
野口英世さんですら
こんな大きなダメダメなところが
ありはったのだから
少々のことは大目に見られるように…
と思います。
自分にもダメなところは
いっぱいあるんだし
お互いさまですね・・・
そんな野口英世さん、
今では千円札に
なってらっしゃるのですから
本人が１番驚かれてるかもですねぇ・・・