薬師寺 食堂(じきどう) | ぷかぷか ゆらゆら

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あらがうことなく流れのままに

土曜日に薬師寺さんへお参りに行った時、
食堂がほぼ完成していました。

 

 

おととしのある日曜に

母とお参りに行きました。
その時、家で書いた写経も

持参しました。

日曜日はお写経をした人は

おうどんを
いただける日のようです。

前に催しで、お支払いをして
おうどんをいただくのを
見たことがあったので、
お支払いをすれば

母もいただけるのかと尋ねたら、

これはお金をいただくものでは

ないです。
とおっしゃいました。

私一人だけいただくわけにも

いかないので
諦めかけたら、お寺の方が
他に何名いらっしゃいますか?と
尋ねてくださったので、
1人だけなのですが…と

答えたら
それなら、券をお渡ししますので
どうぞ、一緒にお召し上がりくださいと
案内くださり二人でいただきました。

ちょうどその頃、食堂(じきどう)へ
建立する瓦の奉納を呼び掛けて
らっしゃいました。


般若心経の中に出てくる感じ
一文字と住所と名前を瓦に書くと
建設中の食堂に使っていただける
というものです。

母は信仰心があまりないので
何もなければ、瓦を奉納しようとは
思わなかったのでしょうが
おうどんをいただいたことで
お礼に奉納しようと思ったようです。

その時、私は奉納を

しなかったのですが
帰って来てから、

これから先ずっと
自分が奉納したものが
残るって素晴らしいことだなぁ~と思い
次に参拝した時に

奉納させていただきました。

母は薬師寺さんのありがたい
ご好意を思い『心』
私は心を空(くう)にする大切さを思い
『空』と書いたものが
この中のどこかにあると思うと
うれしくなりました。

春に完成予定のようなので
落成を楽しみにしています。