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そもそも、作文や面接

どういう基準点数化するか?

というのは、気になるところです。

 

もちろん採点者によって差がつくのは不公平ですから、

今回は「言える範囲」でこれをお伝えします。

 

まず「問題文」をよく読んで下さい。

例えばこんな問題が出たとします。

「中学と高校の違いを1つあげて、

あなたが高校入学後にがんばりたいことを○字以内で書きなさい」

 

この場合、何でもいいから1つ違いを上げなければなりません。

「勉強が難しくなる」「部活のレベルが上がる」「進路先が多様」…

何でもいいです。

そして「勉強が難しくなる」なら、

高校でどう授業や家庭学習に取り組みたいと思っているか、

について書きます。

 

絶対に書いてはいけないのは

「通学に時間がかかる」「スマホがOKになる」

という私的な内容は止めて下さいね笑い泣き

 

採点基準の第一は

①問題文に即した内容であるか?(これが基準点になる)

です。

他にここで言える基準は

②字数(規定の「9割」以上がほとんど。字数オーバーは減点)

③誤字脱字(1字につき-○点)

④原稿用紙の使い方(1カ所につき-○点)

 

…などです。

 

あまり重視されないのは「内容」かな。

どえらいことを書かなくても大丈夫。

 →全面的に信じてないからですあせる

それより

ちゃんと問題の趣旨に沿った文章になっているか?

の方が重要です鉛筆

 

ちなみに、

作文の採点は、

2人以上のペアをいくつか作り、

これを3回以上別の目で見て

前の採点が妥当かどうかをチェックします。

疑義が生じた時は、前採点者とその都度協議します。

そして点数計算も3回以上確認します。

最後PCへの点数入力も3回以上チェックし、

ヒューマンエラーを防止しています。

 それでも修正が入ることもあります…

採点は以上のようにかなり綿密

慎重に行われています。

 

また

入試というのは、

同じ作文でも、

その学校内で基準が公平であれば、

公平な試験になります。

だから共通テストの記述問題は

数が多すぎて公平性が担保できないから

無くなったのです

 

A高校とB高校で、

仮に同じ問題が出て、

同じ答案の採点結果が違う場合があっても

それを不公平とは言いません。

 

だから作文を書くのに最も重要なのは

問題文をよく読んで、

その求めに合った答案とすることなのです。

 

ではまた次回バイバイ