【 Tsukuyomi 】

 

 

坂出市に鎮座しました。

 

鎮座とは、

神霊がその地に降り立ち

鎮まることです。

 

 

さて、

日本の仏像彫刻は、飛鳥時代にはじまり、

時代ごとに様式が変わってきましたよね。

 

明治に入ると高村光雲が

より写実的な聖観音を生み出したり、

それぞれの時代の顔となるべくものがありました。

 

仏像は時代を映す鏡でもありましたが、

近年は、過去の仏像を写すことが主流です。

 

この作品は、

神(月読)と菩薩(観音)を

融合したものであり、

西洋と東洋の融合、

天と地を表し、

世界が一つになる

祈りの像です。

 

融合と言っても、

自分を無くし

他に合わせるということではありません。

 

多様性を認め、

一人一人が本当の自由を手に入れる時代へ。

 

縛りつけられていた鎖を解き、

神仏と繋がる弥勒の世へ。

 

この時代の祈りを

後世に遺したい想いから

生まれた作品です。

 

地球そのものである石。

大切な命を刻ませていただいている者として、

少しも無駄にできない石。

 

このようなお役目を与えられている奇跡に感謝して、

これからも精進しなければと強く思います。

 

 

 

 

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