【 新緑の中で 】
この言葉が似合う写真。
みかさん、ありがとう
前回はグラインダーを使って
埃まみれの画像でしたが、
こちらはエアーチッパーを使っています。
コンプレッサーにより圧縮した空気の力を使い、
先端の鑿で打撃を与えて
石を彫っていくわけです。
グラインダーほどではありませんが、
粉塵が出るので防塵マスクは必須。
そうそう!
三十代の頃、高音障害で耳を悪くし、
痛みを伴う耳鳴りに悩まされたんです。
それからは耳栓もするようになりました。
今では痛みも耳鳴りもほぼ無くなりました。
ともあれ、
硬質な花崗岩を手彫りでは大変です。
軟質な石を使って名工と呼ばれた方は
江戸時代にもいらっしゃいました。
もちろん硬質な石のものが皆無かというと
確かにありましたが、
日本の石彫刻が遅れていることは確かです。
昭和後期に入り、
道具は工業化しましたが、
ビジネス色が強くなり作品として進化どころか
退化しているようにも感じます。
ビジネスとしての彫刻ではなく、
真摯に向き合っていきたいですね。
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