「終わりよければ全てよし」という

ことわざがあります。

 

意味は、結末さえよければ、

発端や過程は問題にならないということで、

結末に注目しています。

 

同じように

心理学・行動経済学者のダニエル・カーネマンが

1999年に発表された論文の中に

「ピーク・エンドの法則」があります。

 

私たちは自分に起きた出来事を

良い事とそうではない事で分けて記憶します。

 

その判断基準は

その出来事の「ピーク(絶頂)」と

「エンド(終わり)」で決まるという事です。

 

その出来事のピーク時の感情と、

楽しかった、美味しかった、悲しかったなど

終わりの感情によって印象付けられるのです。

 

それは特別な出来事ばかりではなく、

日常の些細な事にも発生しています。

 

自分の人生はよくない事ばかりが起きると

思っている方は、

物事をネガティブに捉えている傾向にあり、

 

私は運がいいから良いことばかり起こると

思っている方は、

物事をポジティブに捉えている傾向にあります。

 

嫌な出来事に遭遇した時、

当事者として、感情を揺さぶられるのでなく、

少し俯瞰してみる癖をつけると、

終わりよければすべてよしに

変換することができます。

 

今現在の出来事だけではなく、

過去の嫌な記憶も

何を持って嫌な記憶として、

記憶の中にしまい込んでいるのかを

その時の感情を思い出しながら見直してみると

根拠もなくネガティブに捉えていた

自分に気がつくかも知れませんし、

 

その時点では良くないことであっても、

それがきっかけで、

その後の人生に良い影響を与えていたと

知るかも知れない。

 

人生に起きるすべてのことに

無駄なことはひとつもないと思っていて、

人生をHappyに出来るのは

自分自身なのですから。