スポーツの現場で見かけた親子の問題 | 西村斉仁のHAPITORE公式ブログ

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日常で快適な心身に戻していく整体操作の専門家。医師や治療家・整体師・身体の研究者、アスリートや芸能関係者、心の専門家など、様々なジャンルの方々にご提供し活用して頂いております。


競技の試合後にみた親子の問題



小学生のある競技の

試合後の場面でした。



子供が試合に負けて

悔しくて泣いていました。



それをみた、ご両親は

自分の子が負けるはずがない!

負けを受け入れる器がなく


イラだち、めそめそと泣く

自分の子供の態度と合わせて

腹が立ったのでしょう。





子供をいきなり

平手打ちし怒鳴り始めました。💢



「泣いても強くなれへん!」

「しっかりしなさい!」

「あんな子に負けて。。。」

(あんな子の親が聞くとどう感じるのでしょうか)



などと、目の前にいる息子だけではなく

周りにも聞こえるような

大きな声で怒鳴り続けてました。




完全に我を忘れ、見てる周りの

人たちの心も痛くなるほどでした。




悔しい気持ち

よくわかります。




つい、熱くになりすぎて

子供の気持ちを感じてやれず、

余計なことを言ってしまうのです。




その現場を見て、わたし自身も

反省した経験があります。




こんな時、体に与える影響が

あるのですが、実は怒りや苛立っている時

私たちの体にはこんなことが

起きています。👇



子供の体は胸部あたりが

ひどく凹み自信を無くします。





親の体も胸は凹み、

腹が立ってることを

そのまま現すかのように

肩は怒り吊りあがり、

腹は前にせり出し

腹が立った状態となり、

背中はカンカンに

固まっています。




こうなると息は詰まり、

酸欠を起こし、脈拍が上がり、

血圧も高まりますので、

脳の毛細血管が

ブチブチとキレます。

(怒りは脳の機能を低下させる)




精神的な面では、真逆で、

いいたいことを吐き出して

ホルモンの関係で

スッキリとするので、

ある意味、快感となります。

 

 


このパターンを経験すると

なかなかやめられなくなり、

子供は、勝ち負けだけに

フォーカスする視野の狭い

選手に育ちます。



親も同じで、とにかく

負けないようにあの手

この手でますますエスカレート

して行きます。





​この悪循環を直すには?



怒りモードが💢どれだけ

無駄なのか?

または、子供たちの能力を

引き下げているのかを

知ることです。




それから、全身の息詰まりや

コリを抜くことです。

(緊張を抜き去ります)




すると、不思議なことに

試合結果に一喜一憂しなくなります。




あなたの大事な

お子さんのために、今一度

子供との関わり方や競技や

勝ち負けに対する考え方、

さらには自分たちの

心身へ与える悪影響を

知って欲しいと願っています。




特に心身へ与える悪影響を

知る人はかなり少数ですから

親だけでなく、

周りの大人が知っておいて

欲しいのです。




5月22日はそんなことを

お伝えするために、

兵庫県三田市にて

子供の教育✖️身体ワークを

開催します。 



身体の観点から教育や

能力アップしていく

学びを深めたい方は、ぜひ

お越しください。


​親子、教育者のための身体ワーク

肩の力を抜いた教育身体ワーク


西村なりひと