もうそろそろきついんじゃないですかね?
常日頃から葬儀の金額が高いという事を私は常に書いてきました。
その考えの根底にあるのが商品の手配をするだけなのに、葬儀屋が値段を上乗せしている事にあります。
通常どのような業界でも(小売り業を除く)仕入れた商品を何かしらの加工をして自社の商品としています。
では葬儀屋はどうか。
祭壇は花屋さん。
道具は在庫をほぼ抱えずに仕事が発生したら持ってきてもらう。
現場の進行は外注のスタッフ。
打ち合わせをして発注する業者が決まったらあとは電話をするだけで全部が終わります。
うちが取引をしている葬儀屋さんにも社員は打ち合わせしかしない会社はあります。
打ち合わせをして後は全部業者任せ。
それで利益率6割もあるんですから葬儀屋の社長は笑いが止まりません。
いやいや利益率6割って何を根拠に・・・
って思うでしょ?
葬儀用品ってググってみてください。
何個か葬儀用具の通販会社が出てきます。
その中で直葬で使う用品。
①骨壺
②棺
その他葬儀屋がオプションで付けているもの
③後飾り祭壇
④位牌
⑤仏衣
これだけでも調べてみてください。
上の2つだけでしたら通販で購入したとしても2万もいきません。
5つ全部合わせても4万程。
なんならサイトによってはセット価格とかあって全部で2万5千円とかでも買えます。
そこに寝台車料金は20kmくらいまでなら18000円。
実際葬儀屋が使う寝台車はもっと安いです。
供花や祭壇のお花なんて小さなお葬式のパンフレットの祭壇だったら2万円もかかりません。
1万円くらいで注文できます。
これ全部合わせても定価で5万3千円です。
実際には葬儀屋に卸される値段は更に安いので4万~5万あったら出来ちゃいます。
ここに火葬料金がかかります。
それでも6万もあったら十分すぎるほどの予算です。
それで、小さなお葬式の火葬のみ。
いわゆる直葬は188000円
家族葬だと488000円
ボッタクリですよ。
まぁでもこれはいわゆる全ての物を取っ払った原価のお話し。
葬儀屋さんはここに会館の維持費やらお客さんには流石に請求出来ないこまごましたものがあるっちゃあります。
お茶とか。お鈴とか。抹香とか。線香とか。ろうそくとか。あとはスリッパとか?椅子とか?
さぞかし良い物使ってるんでしょうね。
最近では聞いたところによると、白木の祭壇を持ってない葬儀屋まであるらしいですからそんなに経費かかるんかな?って思います。
時代の流れによって新たに必要になる物と廃れていって要らなくなるものって出てくると思います。
葬儀業界で言えば新たに必要になった物ってありません。
しかし要らなくなった物はめちゃくちゃ多いです。
それなのにいまだに色々な物が必要だった時代と値段が変わっていません。
本来なら要らなくなったものが沢山あるので、かなり安くなっているはずなんですけどね。
一番高かったはずの白木の祭壇も使われなくなっていますから、購入費や修理費などもかかりませんし。
右から左に物を移すだけすらせずに右から左に物を動かす指示を出すだけのお仕事である、現代の葬儀屋はほんとに害悪でしかないです。
必死で頑張って葬送文化を守ろうとしている葬儀屋さんがいる事は知っています。
しかし今のこの体制を変えない限りどうしようもありません。
葬儀紹介業の方たちも葬儀の金額にメスを入れると言っておきながらやってることは手配業。
この人たちが窓口になっているというだけでお客さんは葬儀屋が葬儀紹介業社に支払う手数料分葬儀の金額が上がっている。
言ってる事とやっている事がめちゃくちゃですよ。
言ってる事を実現したいなら無料でやらなきゃ。
そのうち葬儀という文化自体が無くなってみんな直葬になっちゃうんじゃないかな。