葬儀とは金が掛かる物?
私はそうは思いません。
家族葬に必ず必要な物は
棺
骨壺
位牌等
ドライアイス
後飾り
搬送車両
祭壇
遺影写真
焼香等
会場
人員
です。
これらがお客さんの目線から見て必要な物じゃないでしょうか。
上の3つは仏式でやるなら必ず必要だとは思います。
しかし個人的には位牌等はお客さんが代金を出すものではないと思います。
だってこれお坊さんが戒名や法名って授けるんですよね?当然その代金は支払ってます。
位牌の代金は別途なんですか?わざわざ書くのもおかしいですし、ケチすぎません?
葬儀で使う白木の位牌をお客さんがお金を支払うのはどう考えてもおかしい。
ドライアイス。
これは遺体の保全の為には仕方のない物ですので、お客さん負担が妥当だと思います。
後飾り。
これも49日間は自宅で安置するなら要るかなぁとは思います。
最近では自宅に仏壇が無い家も増えてきてますので、ロウソクや線香などのセットも無いでしょうし、買っておいても良いんじゃないでしょうか。
搬送車両。
これが無ければ火葬場まで行けないので買うしかない物です。
ただ最近ではなぜか皆さん霊柩車を注文するのをよく見ますけど寝台車で良いと思うんです。
火葬場までの片道の為だけに寝台車と比べて何倍もする霊柩車を頼むのは昔は議員とか社長とかのレベルの人達だけで一般人は皆さん寝台車でした。
それを葬儀屋が言葉巧みに一般人にも売りつけるようになったのはここ最近のお話しです。
祭壇。
この業界に関わってなかったら私も大きな祭壇で送ってあげた方が良いと思っていたでしょうが今は違います。
はっきり言って大きな祭壇なんて全く持って必要ないです。
特に白木の祭壇は必要ないです。
そもそも仏教の本拠地とも言えるインドでは祭壇がそもそも存在しません。
お花で簡単な飾りつけをしているだけです。
告別式の事を考えるとある程度の花祭壇が一番良いんじゃないでしょうか。
葬儀が終わった後の告別式で棺の蓋を開けて皆さんでお花を入れます。
この際に祭壇のお花を切って入れる事が出来る事を考えればこれが一番良いと思います。
遺影写真。
これも無いとダメな物ですが、個人的にはこれって祭壇の一部だと思うんです。
まぁそんなに高い物じゃないし・・・
っていう考えの積み重ねが葬儀を高い物にしている原因です。
焼香等。
これって普通に考えて付いてるものじゃないんですか?
葬儀屋さんの中にはわざわざプランの中に書いてるんですけど、それって費用が含まれているってことですよね?
仏式で焼香が無いなんて考えれませんし、言うたら悪いですけど飲食店で食器が無いレベルの話しですよこれ。
会場。
これが一番色々な物をややこしくしてる原因だと思うんですよ。
先に書いた焼香等って会場設備の一つだと私は考えています。
10万も20万もする葬儀専用の自社会館を使わせておいて、葬儀設備は別料金ですっておかしいと思うんです。
しかも葬儀屋さんによっては遺体の安置料金は別とか言い出すところもあります。
更には人員。
これって葬儀屋さんの経費ですよね。
うちで葬儀を請け負いますよ!って宣伝しておきながら、でもそれを運営するスタッフは居ないから人件費は別途頂きます!
そんなん知らんがな。
飲食店行ってホールスタッフ居ないからそれを雇うお金貰います!とか言ったら潰れますよ。
そういうのを全て考えた上での商品単価で商品名目なんじゃないんですか?
その他の商品に上乗せを一切していないのならまだわかります。
仕入れ値と提供の金額が同じ。
その代り人件費を請求しますとか言うなら筋は通ります。
そうじゃなくて仕入れ値から2倍も3倍も料金を上乗せしておきながら、更には自分達の経費である人件費まで要求するとか頭おかしいとしか言いようがありません。
普通こういった名目ってお客さんに出ない物です。
内々で作る経費資料ですよ。
それをわざわざ表に出してお客さんに料金を請求するという事は葬儀屋が雇った人員ではなくお客さんが雇った人員という事になります。
という事はですよ、私の知っている葬儀屋さんでも式中にはほとんどをセレモニースタッフさんだけで運営している会社がいくつもあります。
という事は葬儀の実態としては葬儀屋さんはお客さんとの打ち合わせと業者の手配だけをして仕事が終了なわけです。
建築業界と似たような状態というわけです。
しかし建築業界と何が違うか。
なぜこんなにも葬儀業界はトラブルが多いのか。
簡単な話し末端に金を払わなさ過ぎてるんですよね。
建築業界はいわゆる土方の人とかはかなりお金を貰っています。
葬儀業界は全く貰っていません。
1回の施工で1日1万円ほどです。
週休二日で考えても20万です。
それに引き換えいわゆる土方と呼ばれる方たちは30万~40万ほどあります。
この業界でよく言われるのはこの仕事はお金だけじゃないと良く言われるのですが、
それって働いている人達が言う言葉であってお金を払う側は口が裂けても行って良い言葉じゃないんですよ。
お金を払う側がそれを言ってしまうとただの脅迫です。
気持ちよく精一杯働いてくれ。
葬儀屋の評判を上げる為に良い仕事をしてくれ。
そう思うのであったらもっと金払え。
そうとしか言えないです。
先ほど書いた20万の計算だってこれ税金とか保険とか抜く前の金額ですよ。
全部抜いたら手取り16万とか15万とかの世界ですよ。
その状態でいつ仕事があるかわからない。
飲食店レベルではなく最高峰の接客レベルを求める。
接客だけではなく掃除・洗濯も清掃業者レベルを求める。
頭おかしいんじゃないですかね。
まぁ私からしたら働いてる側もおかしい。
値段の改善を求めるべき。
少なくても大の大人1人を使ってそれをプロの仕事と呼べるくらいのレベルを求めているのに1日1万~1万5千円ってあり得ないですよ。
高校生のアルバイトでも日給制の仕事なら1万円とかゴロゴロある時代です。
そんな中でその金額で仕事をしているのはおかしいと思わない両方に葬儀業界の異常性が垣間見れると思います。