ブラック業界
巷ではいまだにブラック企業がどうだこうだと言われています。
しかしそんな事は歯牙にもかけないレベルで葬儀業界は酷いです。
正直この業界で働けたら他のどの業界もホワイトに感じるでしょう。
今でこそ新規採用は大卒からの採用となっていますが、一昔前の働くところがない!
と言われている時期でさえ常に人材不足に悩まされていたのが葬儀業界です。
元々の死というイメージの悪さから進んで業界に入ろうと思う人は少なかったのですが、それ以上に労働環境の劣悪さと給料体系のブラックさが何よりも酷いです。
まず葬儀屋の社員ですが会社によっては様々ですが、基本的にはどの葬儀屋も宿直業務があります。
葬儀屋は未だに事前予約が成り立っていない業種なので、基本的に仕事の受注というのは誰かが亡くなってから突然に起こります。
という事は当然ながら真夜中であろうとも関係なく電話は鳴ります。
いつ、どのタイミングで電話がなるかもわからないので夜勤専門の人材を雇っているホワイトな企業もありますが、どの会社も3日に1回や少なくても週に1回は宿直があります。
宿直した日はそのまま日勤になりますのでシフトをしっかりとした会社以外は
例えば
9時出社→そのまま宿直→次の日の定時退社
となります。
しかしもっと酷い所になると
9時出社→そのまま宿直→次の日お通夜担当(退社は20時~21時過ぎ)→更に次の日葬儀担当(葬儀時間によっては退社が19時頃)
とかになります。
9時出社ですと定時は大体18時頃になりますので、なんと驚きの33時間労働。
しかも何が怖いってこれが出来ないと葬儀屋を志すのは間違ってると現場に人間が思っちゃってる事。
言うなればこの労働環境を肯定してるんですよね。
この業界でやっていきたいならこれが出来ないと無理だよと公言しちゃってる。
どう考えても労働環境がおかしいですよ。
葬儀なんて業務内容に特に専門性があるわけでも無いですし、特殊性があるのかと言われてもはっきり言ってないです。
業種による業務内容の違いと言っても問題ないです。
その結果もあって初任給からある程度上がるまでは他の業界よりも早いです。
しかし幹部クラスに普通の社員が成れるかと言ったら無理です。
しかも一般的なサラリーマンと違って課長や部長といった役職というのはほとんどの会社で存在しませんし、あったとしてもほとんどが縁故採用の人間がなります。
一般の人が頑張ってもどれだけ勤続が続いても給料は大体500万~600万程度に収まります。
33時間労働があってもですよ?
しかも通夜の担当になれば必然的に残業が確定します。
残業が確定しますが残業代は出ません。
その代りに担当手当的な物が付く会社が多いです。
法律的には担当手当はあくまでも手当なんで、これはただの残業代の未払いです。
担当に付く事と残業する事は別のお話しなんで。
こういうことを言うとそれじゃ成り立たない!
とか言うアホが沸いて出てきますが、成り立たないのならなんで新しいどでかい会館をぽんぽんと次々に建てれるんでしょうね?
そもそもお客さんは葬儀業界で働いている人が大変な仕事だ。
人が嫌がる仕事だからという理由も込みにして高い金額に目を瞑っています。
言うなれば従業員の為に高額でも仕方ないと思っています。
でもいざ蓋を開けてみれば対して高給取りでもなければ、労働環境が整って居るわけでも無い。
はっきり言って葬儀は公共事業にするべきなんですよ。
お通夜という文化がある限り日本の労働環境じゃ無理なんです。
とここまでは葬儀屋を擁護した内容になりますが、しかし業界の本当の姿を知っている私から言わせてもらえば給料を貰いすぎです。
だってこの人たち労働時間は長いですけど、労働内容はアルバイトでも出来るレベルです。
マニュアルをしっかりと作っていればはっきり言って高校生でも出来ます。
この人たちの業務内容は電話をしてマニュアル通りにお客さんに商品を紹介するだけ。
はっきり言って飲食店のアルバイト並み。
なんなら厨房スタッフの方が頭使ってるんじゃないですかね。
そして労働環境にしてみても葬儀屋が雇わなさすぎなんです。
早出と遅出の2つに分けてお通夜組と葬儀組に分かれたら良いだけ。
大変な仕事なのを判っていながら会社の取り分を減らしたくないが為に従業員数を絞っているだけです。
ここには先ほど書いた様に労働実態が緩いという事が絡んでいます。
労働内容自体はかなり楽。
しかし時間的な拘束が酷い。
このような内容になっているせいで、時間の拘束を緩くしてしまうとただただ楽な仕事になってしまう。
しかしあまり人手が集まる業界でも無いから給料は下げにくい。
結論としては私がいつも言う通り葬儀屋はいらない。
葬儀屋が葬儀屋であるからこんな事になるわけです。
結婚式みたいに会場の持ち主以外も施行出来たり、式場に拘らずに葬儀が出来るようになるのが一番です。
結論としては葬儀屋で葬儀をする必要が無い。
ただただ関わった人全てが搾取されているだけです。
利益が出ているのは葬儀屋の社長のみ。