新薬師寺は国宝彫刻(仏像)を2件保有するお寺です。
基本仏像は写真撮影禁止ですので、ウィキペディアから写真をお借りしています。
本堂安置
国宝 新薬師寺本堂
木造薬師如来坐像 もくぞうやくしにょらいざぞう
By 撮影・小川一真 - http://webarchives.tnm.jp/archives/cat/database, パブリック・ドメイン, Link
当寺の本尊。像高191.5センチメートル。制作年代は記録がなく不明であるが、新薬師寺の創建期まではさかのぼらず、平安時代初期・8世紀末頃の作と見るのが一般的である。坐像で高さ2メートル近い大作だが、頭・体の主要部分はカヤの一木から木取りし、これに脚部、両腕の一部などを矧ぎ付ける。矧ぎ付け材も同じ材木から木取りされ、木目を縦方向に合わせるように造られていることが指摘されている。眉、瞳、髭などに墨、唇に朱を差すほかは彩色や金箔を施さない素木仕上げとする。一般の仏像に比べ眼が大きいのが特徴で、「聖武天皇が光明皇后の眼病平癒を祈願して新薬師寺を創建した」との伝承も、この像の眼の大きさと関連づけられている。昭和50年(1975年)の調査の際、像内から平安時代初期と見られる法華経8巻が発見され、国宝の「附(つけたり)」として指定されている。光背には6体の化仏が配されていて像本体と合わせると7体となり、『七仏薬師経』に説く七仏薬師を表現しているとみられる。また、光背の装飾にはシルクロード由来のアカンサスという植物の葉と考えられている装飾がある。
ウィキペディアより
堂内の中心に座り、十二神将像に囲まれるこの仏様。
かなり目がぱっちりしてなにか愛嬌があると思うのは私だけでしょうか。
なにか親しみのわく仏様です。
塑像十二神将立像 そぞうじゅうにしんしょうりゅうぞう
本尊薬師如来と十二神将
By 小川晴暘(1894-1960) 仏像写真家 飛鳥園創業者) - 上代の彫刻,朝日新聞社, パブリック・ドメイン, Link
十二神将のうち伐折羅大将
By 小川晴暘(1894-1960) 仏像写真家 飛鳥園創業者) - 上代の彫刻,朝日新聞社, パブリック・ドメイン, Link
十二神将は薬師如来の眷属である。円形の仏壇上、中央の本尊薬師如来像を囲んで立つ。木造の本尊とは異なり、奈良時代に盛んに造られた塑像である。これらの像は高円山麓にあった岩淵寺から移されたとする伝承もあるが、造立の事情は明らかでない。作風や、12躯のうち1躯の台座裏桟から「天平」云々の墨書が見出されたことなどから、天平期の作と見なされている。同じ塑造の傑作として知られる東大寺戒壇院の四天王像の造形と比較すると、ポーズが大振りになっており、東大寺像よりも時代が少し下ると見られている。12躯のうちの1躯(宮毘羅(くびら)大将像、寺伝では波夷羅(はいら)大将像)のみは江戸時代末期の地震で倒壊し、昭和6年(1931年)に細谷而楽が補作したもので、国宝指定外である。本尊に向かってすぐ右に立つ像(迷企羅(めきら)大将像、寺伝では伐折羅(ばさら)大将像)は日本の500円切手のデザインに使用されている。
ウィキペディアより
本尊薬師如来坐像を囲んで十二体の仏像が立つ光景は圧巻です。
この像を見るたびに「北斗の拳」や「ドラゴンボール」のスーパーサイア人を思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか。
なにかこれらのキャラはこの十二神将をモデルにしている気がしてなりません。
日本一の十二神将像だと思います。
拝観
拝観時間 午前9時~午後5時
拝観料
大人 600円 大学生 600円 中高生 350円 小学生 150円
所在地
〒 630-8301 奈良県奈良市高畑町1352
TEL 0742-22-3736
駐車場 あります 無料
アクセス
電車バス
※JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バスで13分、「高畑町」下車、徒歩10分
新薬師寺の国宝建造物