関西女性トレンドリーダー事務局スタッフ
ナチュラルフードコーディネーター
Chez Nouille(シェ ヌイユ)
中川奈央です。
いつも関トレブログをご覧頂きありがとうございます。
何年も前に祐天寺の幡井先生のハタイクリニックで購入した「アーユルヴェーダ 実践ブック」という冊子をひっぱりだして読み直しています。
以前は新しく学ぶ全てのことが新鮮で、次から次からWSや勉強会に申し込んでは次のWSへ、学んでは、次の勉強会へgo!go!!
気がつけばそのときの資料や買ったものの、読んでいなかった本が
本棚にぎっしり。。。。。。
をー・・・・・・どこから手をつけたら良いのやら・・・・な状態の「とりあえず資料BOX」
今、やっとひとつひとつ整理をはじめました。
新しいことをどんどん入れても、どんどん忘れて
どんどんまた新しいことを勉強するのに夢中の数年分の紙の塊を見直すと
今の自分にとても響く内容の本や、言葉と再会できることができました。
その中のひとつ、本屋さんでも恐らく売ってないだろう「アーユルヴェーダ 実践ブック」の中の
岡田 多母(タモ)さんのコラム。
タモさんは「和ーユルベーダ・クッキング」(←このフレーズが大好き♪)のコラムを書いている、アーユルベーダのトリートメントや、アーユルベティックなお食事法(正食)を取り入れた埼リトリートのサロンを埼玉の秩父でされています。
アーユルベーダ=インド=スパイス!
と、スパイス料理が大好きな私は飛びついて、3食スパイス料理でも大丈夫♪
というほど毎日、毎日スパイス三昧な日々を送っていました。
毎日カレーでも大丈夫!!と、インドに飛んだ私にとって、スパイス料理を勉強の楽しすぎな状態で、スパイスほぼ無し!な「和ーユルベーダ」は全く入ってこなかったのです。
確かにそれぞれのアーユルベーダクッキングで使われるスパイスの効能はとっても魅力的な効果効能がたくさんあります。
しかしアーユルベーダの食事は身体を整えるもの。
よくよくかみしめると、その土地、その気候、風土に育てられた生活や食習慣が
そこに生きている私たちを育んでくれているということなのです。
大根は辛味が強いのでピッタを上げる
これも英訳のアーユルベーダの食材チャート表を和訳しただけですが、インドやスリランカの小さくて水分の少ない、からーーい大根と違い、日本の大根は季節によっては生でも甘く、火を加えるとさらに甘く消化によい食材になります。
食材にはイノチがある。
オーガニックでないと!無農薬野菜でないと!!
と、極端に意識せず、「生きている素材」を「生かして戴き」、「自分に合わせて食べる」
良い食材でも料理の仕方や、料理をする人の気持ち、そして食べる本人に食事に感謝の気持ちがなくては何にもならない、とおっしゃています。
そうそう
このコラムを読んで料理をすることへの気持ちが変化したんだなと思い出させてくれました。
早速、今日のお昼ご飯にと、タモさんのレシピの「野菜たっぷりのけんちん汁」を作ってみました。
スパイスなんてひとつも入っていませんが、陰性の素材からじっくり火を通して陽を加え、
出来上がったけんちん汁の美味しいことっっっ
そんなタモさんのコラムの中で、祖母の「おばあちゃんの教え」という素敵な言葉がありました。
・わからないコトがあったら、おてんとさんに聞いて見ろ。明るい答えが返ってくる。
・わからなくなったら(答えが定まらなかったら)、お月さんに聞いて見ろ。答えは一つだと教えてくれる。
・つまらなくなったら、犬猫と遊んで見ろ。きっと楽しませてくれる。
・寂しい時は、花を愛でろ。きっと慰めてくれる。
・腹がたったら、好きな歌でも歌ってみろ。きっと気が済んで忘れてしまう。
「若いときにはうんと綺麗にして大きな花を咲かせろ。
うんと綺麗にして好い思い出を作り大輪の花を咲かせろ。
そのかわり年をとったらいい実をつけるんだ。
自分が食べてうまいばかりでなく、人が食べてもうまいと言ってもらえるくらいに、いい実じゃなくちゃいかん。
みんなが食ってうまいと言えば、そりゃいい人生だろう。」
野菜やお肉、丁寧に作られたお味噌や醤油
礼をつくして「戴きます」「ごちそうさま」と
少々まよったり、つまづいてもおなあちゃんの教えを思い出し、
うーんと美味しい実をつけれる人生にしていきたいと思います。
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