みなさま、いつもありがとうございます。
おかげさまで、2月19日の「6人の釈放を求める院内集会」、無事、終了いたしました。
当日は100名近い方に集まっていただき、いかに『不当』なことが行われているかを鵜飼哲一橋大学教授、自らも『不当』に逮捕・勾留されていた下地真樹阪南大学准教授、憲法研究者・石埼学龍谷大学法科大学院教授、監獄人権センター・桑山亜矢さんに、それぞれのお立場から多角的な視点で語っていただき、にわかには信じがたい、けれども現実に起きている『不当』さに踏み込み、現実を浮かび上がらせ、多くの方に理解していただけたのではないかと思います。
院内集会後の質疑応答では、大口弁護士にも加わっていただき、「東京の会」の呼びかけ人でもある園良太の受けている『不当』な「竪川弾圧」および関西の弾圧との関連について話していただきました。
また、原発が乱立し、多くの方の生活が原発に依っている福井県という、なかなか「反原発」などの声をあげにくい土地柄の中、「福井の会」を立ち上げ、救援の広がりを力強く加速してくださっている渡利与一郎さん、一連の弾圧の起きている大阪から「関西大弾圧救援会」の小松宗弘さんにも、加わっていただきました。
話すほうも、聴くほうも、身を乗り出すようにしての1時間半。
同じ場にいたひとりひとりの方に、確実に届いたことが、何よりの成果です。
ご参加くださったみなさま、発言してくださったみなさま、心より、お礼もうしあげます。
院内集会にご参加いただけなかったみなさまにも、動画にて、共有していただけたらと思います。
少しずつの理解の広がりほど、心強いものはありません。
UPLAN 「関西大弾圧救援会◯東京の会」院内集会・記者会見
さらにジャーナリストの井部正之さんが、「ダイヤモンド・オンライン」にて、詳細かつ明瞭な記事を書いてくださっています。
院内集会を取材しての(5)のみならず、一連の弾圧に関する的確な連載ですので、過去記事にも遡り、ぜひ、じっくりと読んでみてください。
(がれき、ゴミの焼却にまつわる記事もすばらしく必読です)
がれき広域処理の反対めぐる逮捕・拘留で憲法学者が「拷問」と告発(5)
院内集会開催時点では、2月20日にPさんの保釈請求をする予定でしたが、諸事情あり、2月22日となりました。
Pさんが保釈されるかどうか…わかり次第、こちらで報告します。
また、院内集会前に、法務省と検察庁へ、請願書の申し入れに行きました。
その模様は、次回、お伝えする予定です。
レイバーネットには、すでに要請行動と院内集会のもよう、UPされています。お目通しください。
日々、いろんなことがおきます。
目の前のことに対応し、どうにかしようとするだけで、精一杯だったりします。
その中で、ほんの少し、目の前の現実だけではないどこかに想いをかたむけ、ほんの少しずつ自分の意識を変えていくことが、誰もがいろんな『不当』な目にあわずにすむ、真っ当な世の中に近づく早道なのかもしれないなと思ったりしています。
みなさまのご支援、いつも感謝しています。
ありがとうございます。
つねに、ともに。