こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
『ホルモンにふりまわされない私になる!』
著者 (監修) : 伊藤 裕
イラスト : いしいまき
出版社: 西東社
価格 : 1150円 (税込)
昨日はあれだけ体調が良く気分がよかったのに、突然体調が悪くなり気分が落ち込んだ、なんてことはありませんか?
何があったわけでもないのに・・・
人はさまざまなホルモンの影響を受けて常に変わっているのです。
女性の方がわかりやすいと思いますが、生理前後に体調がわるくなったり気分が落ち込んだりなんていう経験はあると思います。
ホルモンとは?
ところでホルモンってなんでしょう?
ホルモンは、私たちの体で作られる目に見えないほどの小さな物質です。
体内のさまざまな臓器がさまざまなホルモンを作っていて、その種類は100種類以上見つかっています。
臓器で作られたホルモンは血管を通って組織・細胞をコントールしています。
ホルモンは、お互いに持っている情報を伝え合うための「コミュニケーション・ツール」です。
医学の発達と共にどんどん新しいホルモンが見つかっています。
本来は、ホルモンを分泌する臓器を内分泌系といいますが、最近は、すべての臓器がホルモンを使っていることが分かってきています。
ホルモンは、ホルモンごとに厳格に決められた細胞だけを刺激します。
ホルモン以外にも体内ではたくさんの物質がありますが、ホルモンは物質を受け止める特定の受容体が存在します。
特定の受容体のない物質はホルモンとは呼びません。
狭義では、神経伝達物質やサイトカイン(白血球などが分泌し近くにいる細胞に作用する)はホルモンには含まれませんが、最近はすべてホルモンとして扱われることが多くなっています。
ホルモンは作用や物質成分により、さまざまな分類ができます。
成分によるホルモンの分類
ホルモンの種類は大きく分けて2種類あります。
1,アミノ酸から作られるホルモン
アミノ酸からできたホルモンは粒が大きく、水に溶けやすくそのままの形で血液の中を流れます。
効果が早く作用が短いという特徴があります。
アミノ酸は口から入れると消化酵素により分解されるのでホルモンとしての効果は失われます。
ですので外から作用させるには血液の中に直接入れる必要があります。
インスリンや成長ホルモンはこれに分類されます。
- ドーパミン
- ノルアドレナリン
- セロトニン
- βエンドルフィン
松果体(脳)
- メラトニン
下垂体ホルモン
- 成長ホルモン
- プロラクチン
- バソプレッシン
- オキシトシン
甲状腺ホルモン
- T3/T4
副腎
- アドレナリン
胃ホルモン
- グレリン
脂肪組織
- レプチン
腸
- セロトニン
2,コレステロールから作られるホルモン
コレステロールから作られるホルモンは、水に溶けにくく効果が始まるのが遅く、そして効き目の持続時間が長いという特徴があります。
アミノ酸からできたホルモンの1/10程度の大きさです。
ステロイドホルモンと呼ばれ、コルチゾールや性ホルモンはこれに分類されます。
- コルチゾール
卵巣
- エストロゲン
- プロゲステロン
- テストステロン
精巣
- テストステロン
上記はこの本に解説がのっているメインのホルモンですが、他にもたくさんあります。
その一例として少し解説があります。
- ビタミンD
- 副甲状腺ホルモン
- カルシトニン(甲状腺)
- 胆汁酸(肝臓で作られ胆嚢で濃縮され使われる)
- オレキシン(脳)
- エリスロポイエチン(腎臓)
- レニン(腎臓)
- アンジオテンシンⅡ(肝臓)
- アルドステロン(副腎皮質)
- ナトリウム利尿ペプチド(ANP、心臓)
- 一酸化窒素(血管)
- インスリン(膵臓)
- グルカゴン(膵臓)
- インクレチン(腸)
エストロゲンとプロゲステロンのバランス
その中でも女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンのバランスは女性の身体にとっても精神の安定にとってもすごく影響のあるホルモンです。
この本の中でエストロゲンは「男性をゲットするための攻めのホルモン」、プロゲステロンは「妊娠しやすい環境を整える守りのホルモン」と書かれています。
男性にもエストロゲンは作られますが、ここでは女性の話しをします。
生理の終わりごろにエストロゲンが分泌が高まり、排卵が終わる分泌が減り、代わってプロゲステロンの分泌量が上昇し排卵を抑制し受精した卵を守るための準備をします。
この本にはエストロゲンが過剰分泌されて卵巣がんや乳がんなどの原因になるのを止めるのがプロゲステロンと書かれていますが、そのバランスには他のさまざまなホルモンが関与しておりとても複雑です。
この本には書かれていませんがバランスをとるのはメラトニン(松果体ホルモン)・甲状腺ホルモン・副腎ホルモン・性ホルモン(女性のテストステロン)・ビタミンDなどさまざまなホルモンが関与します。
特に松果体から分泌されるメラトニンは、概日リズムだけではなく、月のリズム(月経のリズム)にも関与し、プロゲステロンを調整しエストロゲンが優位になるのを抑制する作用があります。
また肝臓でのエストロゲン代謝能力の低下によりエストロゲンが過剰になることもあります。
※当院でおこなうフィシオエナジェティック検査は医学的な検査ではありません。どうすれば解決するのかはわかりますが、診断は基本的には行いません。あくまで診断については医療機関でお願い致します。
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