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このところ親子の問題に関する記事をプレイバックしておりました。そんな中で、昨日は「障害受容」に関する記事をUPさせていただきました。そこにお寄せいただいたコメントから、今日の記事を書かせていただきたいと思います。

そのコメントは、おしかりのお言葉でした。

私は息子の診断を受容していません。けれど何もしていない訳ではありません。

>この記事の意図が理解できていないかもしれないですが、もし本当に受容できていない親達に受容してもらいたい為に本記事を書いているとしたら、そういう親が受容できるようなアプローチを書かれる事を御勧めします。

>受容できない親御さんにもいろんな思いがあると思いますよ、あんまり一概に決めつけない方がいいのかもしれないです。

>私は自分が責められているようで怒りを覚えました。


厳しいお言葉であり、怒りの感情であり。
この怒り、障害受容をされている過程においては、
多くの方に湧き上がる思いなのかもしれません。

一つ申しますと、私自身、
「お子さんのことを考えるなら、
 なによりもその障害を受容してあげていただきたい」
・・・などと、本来は言えたようなものではありません。

私自身、4年間にわたり、
障害否認をしてきた過去があるからです。
このことについては、
何度も記事にさせていただいております通りです。

だから、私にもこのコメントの主の方の気持ちがわかります・・・などと、そんなこともとても申し上げられません。そんなに簡単な思いである訳がないですから。

お一人お一人に、それぞれの事情があり、
個性があり、そんな中で、もがき苦しむところがある。
そこが大変苦しいことだけは、わかっているつもりです。

さて、でもそんな私であるからこそ、
やはり、恥を忍んでも、
「お子さんのことを考えるなら、
 なによりもその障害を受容してあげていただきたい」
とお伝えしたいと思っております。
とても偉そうに言えた言葉などではなく、
自ら来た道を恥じて、
それでも、恥を忍んでの言葉として申しております。

否認から抜けてきた先に、
多くの当事者さんや親御さんのお話を聞かせていただきました。
そして、聞けば聞くほど、自分のしてきたことを恥じるしかないのです。

でも、恥じてはおりますが、
その時は、その時なりに、懸命に生きておりました。
半端な気持ちで否認したわけではありません。
子どもを愛すればこそ、
容易には受け入れることが出来なかったのです。
また、息子の特性に目をそむけたことはなかったと思っています。
それだけは、自分が通ってきた道であったと思っています。

さて、「もし本当に受容できていない親達に受容してもらいたい為に本記事を書いているとしたら、そういう親が受容できるようなアプローチを書かれる事を御勧めします。」というお言葉をいただきました。

私に、そこが本当にできるかどうかは判りません。
ただ、このコメントをいただいて、
過去の記事を読み返しましたら、
続き物の記事で、「障害受容」について書いておりました。
そこには、私自身の否認の時期のことも、
そのままに書いております。

障害受容【目次】
http://ameblo.jp/kanrinin-hp/entry-10734100480.html

おっしゃるようなアプローチになるかどうか、
そんな自信はありませんが、
私なりに、自分のところと、
多くの方からお聞かせいただいたお話を、
記事にさせていただきました。

お目汚しになるかもしれませんが、
よろしければ、どうぞお読みくださればと思います。

また、お読みくださったとしても、
それでポロリと腑に落ちて、
受容できるようなもので、ある訳がないと思っております。

否認している自分を、
その状態を最も苦しんでおられるのは、
否認されているその方ご自身ではないかと、
僕は思っております。
また、その長い長い時間は、
間違いなく必要な時間であると、思っております。

これ以上は、もう言葉が出てまいりません。
結局のところ、ぼくになど、
何もできないのかもしれません。
でもそれでも、僕は僕の記事を
書かせていただきたいと思っています。
それしか、今の僕には、出来ないです。
気分を害することとなったことは、
非常に遺憾と受け止めております。


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