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昨日「あなたには障害があるように見えませんね」・・褒め言葉のつもりでいったとしても、相手はつらいだけ」という記事を、プレイバックでお届けしました。そうしたところ、たくさんのコメントや、ブログ村へのクリックをいただきました。今日は、周囲がふとそういってしまう人が持っているものと、それでも困っていることについて、僕なりに感じてきたところを書かせていただきます。

こう言われてしまう方にありがちな傾向をまず書いてみますね。
・世間話などが割合出来る方
・人付き合いがそこそこは出来る方
・割合、仕事にミスが少ないタイプ
・周囲にそこそこの気遣いが出来るタイプ


僕が思いますに、知能が高いとか低いや、
学力の肯定ではなくて、
いわゆる自閉度の高低のところで、
判断されているように感じます。

やっぱり外見に表れやすい傾向で見られてるんですよね。

特に、ある程度は「気持ちの共有」が出来たり、
会話の困難」が薄い人は、
こういわれる頻度が高いように感じます。

僕の周囲にも、そうした友人がいます。
僕も最初は、「この人のどこに障害があるのだろう」
と思った時期もありました。

でも、じっくりとお付き合いしてみると、
やはりその人にも「自閉傾向」が存在していました。

まず、共通して強いのは「ゼロ百思考」です。
物事を極端に捉えやすく、ココロがしばられると、
行動面や言動面で身動きが取れなくなってしまわれます。

また、状況把握・状況判断のところの問題は、
誰しもが共通してお持ちです。
軽重の差はあったところで、
定型発達者の能力とはかなりの差があります。

そんなところで、彼らにとって、社会生活とは、
不安と混乱の巣窟
であるようです。
いつも、周囲との関係性や
自分がこなしている役割や立場に不安を抱えている
ようです。
家を一歩出ると気の休まる時が、ほとんどなくて、
日々、気を張り詰めていて、疲れてしまうというのです。

そんな彼らが欲しい一言は、
そんなに気遣いしなくて大丈夫ですよ」とか、
安心して、ここにいてくださいね」とか
あなたは、大事な仲間じゃないですか
・・・などといった、周囲のかかわりではないかと感じています。

彼らが一番欲しいのは、「安心感」と「居場所」ではないのかなぁ。

どんなにほめ言葉でも、
「あなたは障害があるように見えませんね」なんて、
やっぱりつらいんだろうと思うんですよね。

今日も昨日と同じテーマで、感じたところを記事にしてみました。

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