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発達障害があると、コミュニケーションに困難があるといわれています。その特質の中で顕著だと思うのが、相手のネガティブな態度や表情に、非常に影響を受けやすいところではないかと感じます。特に、不機嫌な態度に対しては、敏感に反応し、気持ちも不安定になり、余計にどのように接してよいのかわからなくなるようです。今日はそんな記事です。

世間にはやたらと不機嫌を漂わせる人がいます。
「怒り」と違って、持続性があるので、
不機嫌は、周囲に与える影響が大きいといいます。

「人間の最大の罪は、不機嫌である」
とはゲーテの言葉だそうです。
例えではあるのでしょうが、殺人や窃盗よりも、
「不機嫌」は罪が重いというのです。

確かに、周囲に不機嫌な人がいると、
僕も非常にいやな気分にさせられます。
不思議なもので不機嫌って、
どこか伝播するようなところもあるので、
なおさらタチが悪いですよね。

さて、発達障害があると、
相手のネガティブな感情や態度・表情にすごく敏感ですよね。
特に、相手の「怒り」や「不機嫌」な態度に、
大きく影響を受けるように感じます。
ひどい場合、気持ちは乱れ、思考も定まらなくなり、
出来ることまで出来なくなってくる・・・・、
そんな様子を感じます。

成人当事者さんが職場で上手くいかない原因に、
この「不機嫌な人」が絡んでいるケースも、
結構あるんじゃないかと思ったりします。

定型発達者にとっても、
不機嫌な人というのは扱いに困るものですが、
当事者さんは、余計に相手のペースにはまると言うか、
まともに受け取ってしまって、
上手くかわせずに、深みにはまる印象です。

でもまぁ、考えてみれば、
「不機嫌な人をうまく受け流す」とか、
「相手の機嫌の悪さにはまらずに、
 それ以上、怒らせないようにする」というのは、
一番難しいコミュニケーションかもしれませんね。

「不機嫌」は、発達障害児・者には一番酷な罪かもしれませんね。




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