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発達障害部門 第4位

みなさん、視知覚認知機能ってご存知でしょうか。余り聞き慣れない言葉ですよね。ぼくも、長男のことで知るまでは聞いた事がありませんでした。学童期の子ども達の中には、行の読み飛ばしや勝手読み、黒板をノートに書き写すことに苦手を持つことが少なくありません。こうした機能をつかさどるのが視知覚認知機能なのです。今日はそんな記事です。

今でも覚えていますが、
長男の1年生の前半はそれはかわいそうな状態でした。
先生の指示の聞き取りは上手くいかず、
毎日学校では戸惑うばかり。
本を読めば、行を読み飛ばすし、
「・・・・していました」を「・・・・しました」
「・・・食べていたのです」「・・・食べたのです」
と読むなどのいわゆる勝手読みがありました。
(似ているようでも、意味が違ってしまうんですよね。)
また、黒板をノートに書き写すことに苦手があり、
授業はおろか、連絡帳も上手くかけないので、
宿題がなんなのかもわからず、困っていたのです。

そんな時に出会ったのが、ある先生でした。
長男に視知覚認知機能の問題がある事を
検査で見つけてくださり、
1日15分のトレーニングで
改善すると教えてくださったのです。

実際やってみると、1ヶ月目あたりから効果が出始め、
最終的には、3ヶ月の実施で、
こうした問題がかなり改善された
のです。
この効果には驚きました。

不思議なことに、視知覚の問題が解消されてくると、
先生の指示の聞き取りも、
幾分よくなってきたのです。
「最近、先生のいう事がよくわかる・・・」
言い出したのには驚いたものです。
恐らく、視知覚の混乱が解消されたことで、
落ち着いて授業に望めるようになったのでしょうね。

当初の困り事は、発達障害にも原因があったのです。
通常は5~6歳で完成する視知覚認知機能が、
この子達は10歳頃まで、完成が遅れるそうなのです。

しかし、このトレーニングの優れているところは、
そうした子達にも早くから実施すれば、
早くに視知覚認知機能の成長を促し、
完成をさせてくれる
のです。
しかも、一度身に付いたら、
生涯安定して使える
というのです。

僕はこのトレーニングが、
発達障害児の学童期の学童期のつまずき予防に、
効果があると思っています。

そして、それ以降あたためていた企画が、
いよいよ実現する事になったのです。
9月に先生をお招きしてセミナーを開き、
その後、大阪市内でスクリーミング検査を実施します。
問題を見つかった子には、
月1度お集まりいただき、先生からトレーニング指導を、
遊び感覚で楽しみながら受けれる企画です。

学童期の子達の困り事を少しでも解消して、
二次障害を予防したいとの企画です。

行事の開催要項(完全予約制)はこちらです!
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発達障害者支援団体こころぴあビレッジ 行事ご予約はこちらから】
http://cocopv.jpn.org/yoyaku.html

発達障害者支援団体こころぴあビレッジ 行事のご案内】
家族限定グループワーク
高機能広汎性発達障害のご家族(親族含む)が
ご参加いただけるグループカウンセリングです。
日常を離れ、ゆったりと過ごす時間の中で、
同じ境遇を持つ人たちの中で、
悩みを語ったり、思いを話したり、
分からないことを聞いてみたり。
互いの経験を交換し合う中で、
問題を一つ一つほどいていく・・・。
そんなグループを目指して、開催しています。
2012.7.13(金)10:00~14:00
大阪市内の貸し会議室で開催
定員10名(要予約)


発達障害を共に考える会
高機能広汎性発達障害の当事者・家族・支援者の
いずれもがご参加いただけます。
共に互いの話に耳を傾け、思いを感じ、
理解を深めていくためのワークです。
「テーマ」を定めてスピーチ付きのワークと、
「ノンテーマフリートーク」のグループカウンセリングのみと、
2通りのワークで開催しています。

2012.06.23(土)大阪市内の貸し会議室にて
「発達障害をともに考える会」(主催:こころぴあビレッジ)
テーマ「当事者さんが本当に望む支援ってなんだろう
     ~アダルトチルドレン+発達障害の苦悩、
       普通を求められ、押し付けられた子育ての問題点


今回は、第2回に「さまよう成人発達障害 誤診問題と精神科薬との付き合い方について」でスピーチをしていただいた、S.Sさんの再登板です。テーマは、自らの家庭環境を振り返る中で、親子関係におけるアダルトチルドレン(機能不全家族)+発達障害が重なったという状況や、「普通」を求められ、押し付けられた子育てなど、自身が受けてこられた不適切なかかわりについて、まず語られます。次に、これまでの成長過程において嬉しかった周囲の人たちの関わりについて掘り下げていかれ、「いつでも寄りかかれる人」というS.Sさんの思う理想の支援者の関わりへと話は移ってまいります。

第2回 みんなで発達障害を考える会 in龍谷大学」 主催:サークル囲炉裏
京都で大学生向けのエンカウンターグループを企画されるサークル囲炉裏さんより、講師としてお招きいただきました。予約はいつものフォームから出来ますよ!
2012.07.28(土)
13:00~18:00 開場12:45
会費 無料(ただし資料作成代 300円)
龍谷大学 深草キャンバス 4号館 511号室
(申し込み人数によっては、教室が変わる場合もあります)
JR奈良線「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約11分
京阪本線「深草」駅下車、西へ徒歩約6分
京都市営地下鉄烏丸線「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約7分
http://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_fukakusa.html


フェルデンクライス・ボディーワーク教室は、
6月いっぱいは、お休みといたします。